新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、東京五輪の行方に注目が集まっている。強行開催か、それとも中止か──結婚へと突き進む眞子内親王と小室圭氏にとっても、それが大きなターニングポイントとなりそうなのだ。
小室氏の帰国は「7月」が有力視されている。米ニューヨーク州の弁護士試験を終えてすぐ、秋篠宮皇嗣夫妻や宮内庁長官に母・佳代さんの金銭トラブル解決の道筋を説明するため日本へ戻る―というのが多くの宮内庁担当記者の見立てだ。
「弁護士試験は7月下旬に2日間かけて行なわれます。その直後に帰国すれば、ちょうど東京五輪(7月23日~8月8日)の最中ということになる。
小室さんが日本に帰ってくるとなれば、空港や横浜市内の自宅にマスコミが殺到するのは間違いありません。五輪という一大イベントの“真裏”のタイミングでの帰国は、少しでも取材攻勢をかわそうという意図も感じてしまう」(宮内庁担当記者)
小室氏の帰国を最も心待ちにしている 子内親王は、現在、勤務先の東京大学総合研究博物館に時折出かける以外、秋篠宮邸の自室でほとんどの時間を過ごしているという。
「緊急事態宣言で外出もままならない中、オンライン通話などで小室さんや母・佳代さんと連絡を取り合っていると言われています。
小室さんが自らの正当性を主張した28枚の説明文書はかえって国民からの反発を招くこととなりましたし、そのわずか4日後に解決金を支払うよう方針転換したことも“何を今さら”と大ブーイングを浴びた。これまでのやり方は、ことごとく失敗していると言っていい。帰国の最大の目的は、現在の国民総反対ムードを少しでも和らげること。お二人はさまざまな方策を考えているはずです」(同前)
結婚へと歩みを進めるには、天皇陛下や秋篠宮皇嗣が語った「多くの人が納得し喜んでくれる状況」に少しでも近づく必要がある。
その行方に大きく関わってくるのが、前述した「東京五輪」だ。宮内庁関係者が言う。
「五輪が予定通り開催されれば、自ずと国民の目はそちらに向けられることになるでしょう。もし日本人選手が活躍し金メダルラッシュになれば、コロナ禍の閉塞感も少しは解消され、小室さんの話に“聞く耳”を持ってくださる方も増えるかもしれません。
しかし中止なら国民の関心は一気に小室さんに集まる。マスコミの扱いも当然大きくなるでしょう。どんな説明や会見を尽くしても“この非常時に何をやっているんだ”と批判が起きかねません。小室さんとしては、できればそんな事態は避けたいでしょう。眞子さまも、コロナが収束に向かい、五輪が無事開催されることを願っておられるのではないか」
※週刊ポスト2021年6月4日号