眞子内親王との結婚へと突き進む小室圭氏が、「7月」に帰国するのではないかと囁かれている。宮内庁担当記者によると、「空港や横浜市内の自宅にマスコミが殺到することも予想されるが、折しも東京五輪という一大イベントの“真裏”のタイミングでの帰国は、少しでも取材攻勢をかわそうという意図も感じられる」という。
小室氏が五輪を“隠れ蓑”にしているのではないか──宮内庁担当記者たちがそう考えるのには理由がある。小室氏が何か大きな動きを見せるとき、“絶妙のタイミング”を見計らってきたフシがあるからだ。宮内庁担当記者が言う。
「2018年8月7日、小室さんは成田空港から米国留学に出発しました。このとき天皇陛下(当時は皇太子)は石川県を行啓中で、秋篠宮ご夫妻も全国高等学校総合文化祭に臨席するため長野県にお成りでした。マスコミ各社は宮内庁担当記者の多くをそちらに向かわせており、突然の小室さんのお忍び出発に多くの人員を割けなかった。
佳代さんの金銭トラブルについて〈支援や慰謝料の点を含めて金銭的な問題はすべて解決済み〉とする最初の文書を出した2019年1月22日も、歌会始など皇室の新年行事が一段落し、上皇ご夫妻をはじめ皇室方が静養に入った時期。完全に宮内記者会の虚を突くタイミングでした。
いずれも皇室の日程を熟知していたような動きで、当時から記者たちの間では“眞子さまのアドバイスがあったのでは”と噂されていた。今回の帰国時期も、五輪・パラで天皇陛下が名誉総裁を務められている最中になりそうです。五輪が中止や延期となれば、その目論見は崩れ去ってしまいますが……」
いずれにしても、小室氏の出方は結婚の行方を大きく左右する。
「母・佳代さんが夫の遺族年金を受け取り続けるため、元婚約者との交際を隠していたのではないかという“不正受給”の疑惑も出ています。金銭トラブル解決の報告だけでは、国民の不信感は払拭できない。この状況を打開するには、眞子さまと2人で会見を行ない、批判の的になっている約1億4000万円の“結婚一時金”を受け取らない方針を出すこともあり得るのではないでしょうか」(同前)
試練の夏となりそうだ。
※週刊ポスト2021年6月4日号