小柳ルミ子が「アハッハッハ、さっちゃん、グリーンで。私は赤で」と言えば、小林幸子が「本当に真っ赤で。こうなると黄色がいないわね。ウッフッフフ」と返す。5月4日、ラジオに生出演したベテラン歌手の小林幸子(67才)と小柳ルミ子(68才)。まるで、ガチャピンとムックのような私服に顔を見合わせて大笑いした2人の姿をキャッチした。
小林は、全身明るいグリーンのトレーナー。小柳も、これまた真っ赤なワンピースに鮮やかなブルーの手袋。
小林に「30年前と全然変わらない体型はすごいね」と褒められると、「40年前のほうがスタイルが良かったわ」と笑いで返した小柳は、たしかにタイトなワンピースでスタイルの良さを証明していた。
新型コロナウイルス禍で、長らく大々的なコンサートができずに苦しむ音楽業界の中で、そんな重鎮2人が、人一倍吹っ切れている。
小柳は4月25日、歌手デビュー50周年記念シングル『深夜零時、乱れ心』の取材会で、報道陣の前にミニスカートと網タイツ姿で登場。ノリノリのロックミュージックを歌ってキレキレなダンスを見せ、指をかむセクシーポーズでアピールした。
「あらゆることがストップする中で、去年は引退を決意していました」と漏らしたが、「日本の宝である桑田佳祐さん(65才)が私を褒めてくれる記事を拝見して、まだ芸能界に私のポジションがあるんだと。もうひと頑張りしようと決意できた」と、再始動した理由を明かした。
小柳の新曲をリリースしたレコード会社関係者は、「歌って踊れるようにと、毎日トレーニングをされていて、体調もすこぶる良好です」と語る。