女優の深田恭子(38才)が、芸能活動を休止することがわかった。所属事務所が発表した。7月スタートの主演連続ドラマも、クランクイン直前に降板。所属事務所サイドが、フジテレビに降板を申し出たのは、今週に入ってからだった。異例の緊急降板といえる。業界内では、「一体、彼女の身に何が起こったのか」と、心配する声が上がっていた。
あるフジテレビ関係者は「クランクインまであと10日ほどで、まさに青天の霹靂でした。脚本は主演の深田さんをイメージして作られていますし、共演者も深田さんとの相性を考えられているはず。放送は止められないので、これから主演を見つけなければいけませんが、このタイミングで代役を見つけるのは至難の業です」と頭を抱えている。
深田が主演予定だったのは、フジテレビの木曜22時枠。通称「木10(モクジュー)」と呼ばれ、フジテレビにとっては、「月9」と並ぶ看板ドラマ枠だ。昨年と一昨年には、彼女の主演でヒットした『ルパンの娘』シリーズが放送されていたことでも知られる。ある芸能リポーターは「この“木10”は、2018年のドラマ『隣の家族は青く見える』から、深田さんが3年連続で主演していました。今年で4年連続となれば、フジの木曜ドラマ=深田恭子と、完全にイメージが定着するはずでした」と話した。
降板が明らかになる直前の5月24日には、都内でキリン「午後の紅茶」の新商品「熊本県産いちごティー」の記者発表会に登壇。「熊本を応援するんだモン」と、くまモン語で決意表明するなど、終始笑顔で、いつも通りの様子だった。