大物女子アナのおめでたい話題が相次いでいる。4月の夏目三久アナに続いて、6月7日にはカトパンこと加藤綾子アナが結婚を発表した。学年は夏目アナが1つ上だが、奇しくも同じ36歳でのゴールインとなった。加藤アナを射止めた男性は、約60店舗のスーパーマーケットを展開し、約2000億円もの年商を生み出す企業の2代目社長だという。芸能記者が話す。
「昔は『女子アナ30歳定年説』がありました。『30歳を機にバリバリ働くのを辞める』と言い換えてもいいかもしれません。あくまで“説”とはいえ、往年の主な人気アナウンサーを振り返っただけでも、フジテレビの中井美穂アナや河野景子アナ、中野美奈子アナ、生野陽子アナ、TBSの青木裕子アナは30歳、フジの内田恭子アナや千野志麻アナ、平井理央アナ、日本テレビの柴田倫世アナは29歳で結婚しています。
同時に、彼女たちは結婚とほぼ同じタイミング、長くても2年以内に局を退社し、フリーとして活動しています。それは、バリバリ働くための独立というよりも、自分のペースで仕事するための選択だった。局アナ時代は帯番組や人気番組に出演して、日々奔走していたため、仕事量を落として、子育てに専念したい意向があったのでしょう」(以下同)
以前は、いわゆる“寿退社”は珍しくなかった。しかし、ここ数年は傾向が変わりつつある。夏目三久アナは26歳で日本テレビから、加藤綾子アナは31歳でフジテレビから、川田裕美は32歳で読売テレビから独立。フリーとして活躍し、いずれも36歳で結婚している。
「局を離れて芸能事務所に所属すると、一定年数は貢献しなければならない義務感がどうしても生じてくる。しかも、帯番組のキャスターを任されれば、すぐに辞める訳にはいかない。そのため、局アナ時代の30歳前後までに結婚しないと、自然と35歳前後までバリバリ働くケースが増えていく。裏を返せば、『30歳定年説』はなくなった。この7年程で、徐々に消えていったと思います」