芸能

所属事務所と訴訟トラブルの岡田健史、“兄貴”綾野剛が相談に乗る

aa

月給は「手取りで15万円」と報じられた

 恋愛モノにも時代劇にも引っ張りだこの、令和イチの売れっ子・岡田健史(22才)はいま、裁判の渦中にある。

「『中学聖日記』(TBS系)で有村架純(28才)の相手役としてデビューして以来、とんとん拍子にドラマや映画に出演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)での主要キャストも務めています。そんな最中での裁判沙汰ですから、周囲は驚くばかりですよ」(テレビ局関係者)

 裁判は、岡田をスカウトした所属事務所との間で行われている。

「事務所社長のパワハラが報じられ、社員が次々に辞めていくことに不信感を抱いた岡田さんが、退所を求めて争っています。岡田さんの契約は5年間で、あと2年弱残っていますが、仕事量に対する給料が充分でなく、“奴隷契約”だとの指摘まであります。岡田さんはその契約の解除を求めているのです」(映画関係者)

 すでに岡田は事務所の寮を出て、送迎も断り、自力で撮影現場入りしているというが、売れ始めの大事な時期にしては異例の対立だ。そんな岡田に手をさしのべた先輩俳優がいる。綾野剛(39才)だ。

「綾野さんは一回り以上年下の岡田さんを弟のようにかわいがっていますし、岡田さんへの特別な思いを岡田さん本人にも周囲にも公言しています。映画『ドクター・デスの遺産』(2020年11月公開)で初共演したときに距離を詰めたのは綾野さんの方からです。クランクインは2019年夏頃でしたが、初日から“健史”と下の名前で呼んでいましたね」(別の映画関係者)

 そうした2人の関係は、昨年11月に行われた映画の舞台挨拶でも隠されることがなかった。

「岡田さんに『かわいくて仕方ない』と告げた綾野さんは、話題が次に希望する共演作品になったとき、『ボーイズラブ作品』と答えたほど(笑い)。しかし、岡田さんは『敵対する役がいい』と返したんです。どういうことなのかと思ったら、“綾野さんへのラブラブな気持ちを演技で消せるか挑戦したい”と。2人の掛け合いはまるで公開のろけ合いで、聞いている方が恥ずかしくなるほどでした」(芸能記者)

 お互いに共演者は数知れないにもかかわらず、この2人の間で“兄弟愛”が深まったのには理由がある。

「演技にストイックなところがそっくりなんです。自分の演技に納得がいかないと、自ら撮影の中断を求めたり、監督に意見をしたりして、時にはその情熱が周囲を戸惑わせるところまで、実の兄弟のよう(笑い)。共に高校時代、綾野さんは陸上、岡田さんは野球に打ち込んでいた“体育会系”なので、生真面目さも共通しています」(ドラマ関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

旧統一教会は今後どう動くのか(時事通信フォト)
解散命令を受けた旧統一教会 「自民党への復縁工作」もありうると鈴木エイト氏指摘、教団と議員の関係を示す新情報リークの可能性 石破首相も過去に接点
週刊ポスト
藤川新監督(左、時事通信フォト)の船出とともに、名物商店街にも大きな変化が
阪神「日本一早いマジック点灯」のボードが電光掲示板になっていた! 名物商店街が今季から「勝った翌日に減らす」方式を変更 貼り替え役の店長は「ようやく解放される」と安堵
NEWSポストセブン
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん
《ドバイの路上で脊椎が折れて血まみれで…》行方不明のウクライナ美女インフルエンサー(20)が発見、“危なすぎる人身売買パーティー”に参加か
NEWSポストセブン
公開された中国「無印良品」の広告では金城武の近影が(Weiboより)
《金城武が4年ぶりに近影公開》白Tに青シャツ姿の佇まいに「まったく老けていない…」と中華圏のメディアで反響
NEWSポストセブン
女子ゴルフ界をざわつかせる不倫問題(写真:イメージマート)
“トリプルボギー不倫”で揺れる女子ゴルフ界で新たな不倫騒動 若手女子プロがプロアマで知り合った男性と不倫、損害賠償を支払わずトラブルに 「主催者推薦」でのツアー出場を問題視する声も
週刊ポスト
林芳正・官房長官のお膝元でも「10万円疑惑」が(時事通信フォト)
林芳正・官房長官のお膝元、山口県萩市の元市議会議長が“林派実力者”自民党山口県連会長から「10万円入りの茶封筒を渡された」と証言、林事務所は「把握していない」【もうひとつの10万円問題】
週刊ポスト
本格的な活動再開の動きをみせる後藤久美子
後藤久美子、本格的な活動再開の動き プロボクサーを目指す次男とともに“日本を拠点”のプラン浮上 「国民的美少女コンテスト」復活で審査員を務める可能性も 
女性セブン
24時間テレビの司会を務めた水卜麻美アナ
《水卜アナ謝罪の『24時間テレビ』寄付金着服事件》「まだ普通に話せる状況ではない」実母が語った在宅起訴された元局長の現在
NEWSポストセブン
すき家の「クチコミ」が騒動に(時事通信、提供元はゼンショーホールディングス)
【“ネズミ味噌汁”問題】すき家が「2か月間公表しなかった理由」を正式回答 クルーは「“混入”ニュースで初めて知った」
NEWSポストセブン
スシローから広告がされていた鶴瓶
《笑福亭鶴瓶の収まらぬ静かな怒り》スシローからCM契約の延長打診も“更新拒否” 中居正広氏のBBQパーティー余波で広告削除の経緯
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・HPより 写真はいずれも当該の店舗、スタッフではありません)
《丸ごとネズミ混入》「すき家」公式声明に現役クルーが違和感を覚えた点とは 広報部は「鍋に混入した可能性は著しく低い」と回答
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 山本太郎が吠えた!「野党まで財務省のポチだ」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 山本太郎が吠えた!「野党まで財務省のポチだ」ほか
NEWSポストセブン