芸能

福山雅治登場、江口洋介は前後編 『古畑任三郎』第3シリーズ犯人名鑑

江口洋介

古畑シリーズ唯一の前後編回(第10話・第11話)で活躍した江口洋介

 ドラマ史に残る名作はたくさんある。中でも、4月に静かに亡くなった田村正和さん(享年77)の代表作『古畑任三郎』(フジテレビ系)は、多くの人に強い印象を残した名作ではないだろうか。

 スペシャル版も含めて約12年にわたり人気を博したこのドラマの見どころの1つが、シリーズを重ねるごとにパワーアップする豪華な犯人たち。そこで今回は、第3シリーズのストーリーと犯人を一挙にご紹介しよう!!

・第1話 「若旦那の犯罪」松本幸四郎(48才)

 人気落語家(松本幸四郎)が兄弟子の二つ目のネタを盗み殺害。自殺に見せかけるが……。古畑に信頼を置かれる優秀な部下・西園寺(石井正則)が今泉と並んでレギュラーとなった1作目。

・第2話 「その男、多忙につき(忙しすぎる殺人者)」真田広之(60才)

真田広之

殺人犯として真田広之も出演

 メディアプランナー(真田広之)はクライアントの都議会議員を殺害しながら、アリバイ工作のために電話で秘書と打ち合わせを行う。副題は映画『その男、凶暴につき』のもじりといわれている。

・第3話 「灰色の村(古畑、風邪をひく)」松村達雄(享年90)

 映画『男はつらいよ』などに出演した名バイプレーヤーが登場。寒村で起きた、村長(松村達雄さん)をはじめとする村ぐるみの犯罪を描いた。ラストには当時田村さんが出演していたCMのキャッチコピーが使われる“粋”も。

・第4話 「アリバイの死角(古畑、歯医者へ行く)」大地真央(65才)

 古畑自身が、歯科医院の院長(大地真央)による殺人事件のアリバイに利用され、証人になってしまうという変化球の作品。宝塚出身の大地の男装シーンは現役時代を彷彿とさせた。

・第5話 「古い友人に会う(再会)」津川雅彦(享年78)

シリーズ初の殺人未遂の回に津川雅彦

シリーズ初の殺人未遂の回に登場した津川雅彦さん

 古畑の同級生であり、小説家(津川雅彦さん)の殺人計画を食い止めた、シリーズ初の殺人未遂に終わった回。第1シーズン1話の中森明菜が飼っていた犬が再び登場する。

関連記事

トピックス

女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、入学式で隣にいた新入生は筑附の同級生 少なくとも2人のクラスメートが筑波大学に進学、信頼できるご学友とともに充実した大学生活へ
女性セブン
漫画家・柳井嵩の母親・登美子役を演じる松嶋菜々子/(C)NHK 連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合) 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
松嶋菜々子、朝ドラ『あんぱん』の母親役に高いモチベーション 脚本は出世作『やまとなでしこ』の中園ミホ氏“闇を感じさせる役”は真骨頂
週刊ポスト
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で発言した内容が炎上している元フジテレビアナウンサーでジャーナリストの長野智子氏(事務所HPより)
《「嫌だったら行かない」で炎上》元フジテレビ長野智子氏、一部からは擁護の声も バラエティアナとして活躍後は報道キャスターに転身「女・久米宏」「現場主義で熱心な取材ぶり」との評価
NEWSポストセブン
人気のお花見スポット・代々木公園で花見客を困らせる出来事が…(左/時事通信フォト)
《代々木公園花見“トイレ男女比問題”》「男性だけずるい」「40分近くも待たされました…」と女性客から怒りの声 運営事務所は「男性は立小便をされてしまう等の課題」
NEWSポストセブン
元SMAPの中居正広氏(52)に続いて、「とんねるず」石橋貴明(63)もテレビから消えてしまうのか──
《石橋貴明に“下半身露出”報道》中居正広トラブルに顔を隠して「いやあ…ダメダメ…」フジ第三者委が「重大な類似事案」と位置付けた理由
NEWSポストセブン
小笠原諸島の硫黄島をご訪問された天皇皇后両陛下(2025年4月。写真/JMPA)
《31年前との“リンク”》皇后雅子さまが硫黄島をご訪問 お召しの「ネイビー×白」のバイカラーセットアップは美智子さまとよく似た装い 
NEWSポストセブン
異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《中居氏とも密接関係》「“下半身露出”は石橋貴明」報道でフジ以外にも広がる波紋 正月のテレ朝『スポーツ王』放送は早くもピンチか
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
現役時代とは大違いの状況に(左から元鶴竜、元白鵬/時事通信フォト)
元鶴竜、“先達の親方衆の扱いが丁寧”と協会内の評価が急上昇、一方の元白鵬は部屋閉鎖…モンゴル出身横綱、引退後の逆転劇
週刊ポスト