石言葉は「純粋無垢」「純潔」「健康」。「神の涙」とも呼ばれるパールは、日本の皇室のみならず、世界の王室でも愛用されてきました。近頃はメンズパールも流行するなど、年齢もジェンダーも超えたアイテムとして、再び脚光を浴びています。皇室のかたがたは、フォーマルからカジュアルなシーンまで、どのような場面でパールスタイルを見せられてきたのでしょうか。
●2021年6月
ご養蚕のため皇居・紅葉山御養蚕所へと向かわれる雅子さま。パールのイヤリングとネックレスがキラリ。
●2020年1月
令和の皇后陛下となられて初めての新年一般参賀で、雅子さまは三連パールのネックレスにパールのイヤリングをお召しになった。唐草模様のイエローのドレスとマッチした、格式高いロイヤルファッション。
●2019年1月
平成最後となった新年一般参賀で美智子さまがお召しになったのは、グレーヘアが引き立つような淡いスモーキーブルーのローブモンタント。落ち着いた一連パールのネックレスに、左胸に付けられた青い貴石のブローチで彩りを添えられた。
●1993年1月
ご結婚前、婚約が内定した頃の雅子さまは、白の上品なファッションにパールを合わせられた。髪をかきあげられるとパールのイヤリングがのぞく。「小和田雅子さん」として過ごされた頃から、すでに「ロイヤルファッション」の兆し。
●1997年4月
茨城県で行われた「みどりの愛護」のつどいに出席された雅子さま。みどりの大会にふさわしいグリーンのスーツに、ゴールドをあしらったパールのイヤリングと指輪が輝く。
●1995年10月
ご結婚から3年目にご公務でスピーチをされた雅子さま。初めてのおひとりでのご公務となったが、堂々とした着こなしと堪能な英語を披露された。
●2014年10月
オランダ国王夫妻を招いた宮中晩餐会で身につけられたティアラに、グラデーションに配置されたパールが輝きを放つ雅子さま。首飾りに付けられたパールも存在感が。
●1993年6月
ご結婚後初めて伊勢神宮を参拝された両陛下。雅子さまはスクエアカットのジャケットに、ゆるやかなカーブを描いたパールのネックレスを合わせられた。