小室圭氏と眞子内親王の結婚問題は、「皇室のあり方」の議論まで呼び起こし、収束する気配を見せない。結婚が進むにしても、また破談に向かうとしても、多くの困難が待ち受けている。もうひとつ懸念されるのが、眞子内親王と皇室の将来だ。
〈様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております。しかし、私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です〉
昨年11月、眞子内親王は情熱的な言葉で結婚へ強い意志を示した。
「眞子さまの小室さんへの信頼は変わらないようです。それに眞子さまは30歳を迎えられる今年中の結婚を強く希望しておられました。それが叶わないとなれば、心痛は計り知れません」(宮内庁関係者)
今後の未婚皇族のお相手選びに“小室氏の影”が影響する可能性もある。
「小室さんとの結婚問題は、日本中の知るところとなっている。仮に眞子さまが次の恋愛に巡り合ったとしても、新たなお相手は交際に二の足を踏んでしまうのではないでしょうか。小室さん問題の反省もあり、宮内庁の身辺調査もより徹底したものになるでしょう。それは妹の佳子さまや姪の愛子さま、将来の天皇である悠仁さまも同様です」(前出・宮内庁担当記者)
「国民が祝福しない結婚」は進むも退くも茨の道のようだ。
※週刊ポスト2021年7月16・23日号