6月28日、大手芸能事務所・アミューズの株主総会が都内で開かれた。
「株主総会では毎年、経営方針や経営戦略についてではなく、所属する芸能人や歌手について、ファンでもある株主が社長に質問するのが恒例となっています。今期は、エンタメ業界の苦境に加え、佐藤健さん(32才)、神木隆之介さん(28才)、ONE OK ROCKの独立や、星野源さん(40才)の結婚などニュースが豊富だったのですが、ほとんどの時間は、三浦春馬さん(享年30)のために費やされました」(参加した1人)
株主からの質疑応答に入る前、経営陣からは三浦さんを守り切れなかったことへのお詫びや、今後への決意も語られていた。
「それだけ、いまでも春馬くんのことを思う人が多いということだと思います。春馬くんがこの世を突然去ってから約1年経ちますが、いまでも心の整理はつきません。亡くなってから解禁された映像を見るたびに、また会えたといううれしい思いと、もう会えないという悲しみが混ざり合います」(50代女性ファン)
昨年12月公開の主演映画『天外者』は七夕上映と銘打ち、この7月7日の1日限り、全国183館で同時上映された。出演作『映画 太陽の子』は8月6日に公開を控えており、12才のときの初主演映画『森の学校』も、舞台となった兵庫県で9月に上映会が予定されている。
そうしたなかで、忘れられない日が訪れようとしている。7月18日、三浦さんの命日だ。一周忌を迎えるにあたって、アミューズは《それぞれの場所から想いを寄せていただける場を作る》として、オンラインで「お別れの会」を開くことをファンに向けて約束している。
「当初は昨年末に開催する予定でしたが、コロナ禍で延期し、一周忌に合わせて開催することになったのです。特設サイトで公開する映像は、かなり力を入れて制作しているようで、相当な長さだと聞いています。映像のなかに同じ事務所の芸能人や親しかった俳優が出演することはなさそうですが、それぞれ自分で発信の場を持っていますから、この日に春馬さんへのメッセージを個人的に送ることもあるでしょうね」(芸能記者)
※女性セブン2021年7月22日号