日本のメダルラッシュで盛り上がる東京五輪。続々と新たなメダリストが誕生する一方、過去の五輪で記憶に刻まれたあのメダリストは、その後どんな人生を送っているのか──。
「めっちゃ悔し~い。金がいいですう~」。2000年シドニー五輪の競泳で銀メダルを獲得した直後のインタビューで鮮烈な印象を残した田島寧子さん。
屈託のない受け答えで、お茶の間のアイドルとなった彼女だが、2001年に現役引退と女優への転身を宣言すると世間は一転して冷ややかなムードに。
「突然の宣言に『恩を仇で返された』と怒りをあらわにする水泳関係者もいました。その後、NHKの朝ドラ『てるてる家族』などに出演しましたが鳴かず飛ばずで、2007年に芸能界を引退しています」(スポーツ紙記者)
スイマーから女優、そして引退──表舞台から姿を消した彼女は今、何をしているのか。
「現在は総合人材サービス企業でOLとして働いています。27歳で結婚して、今は小学生の子供もいるようです」(同前)
※週刊ポスト2021年8月13日号