俳優の林遣都(30)と元AKB48で女優の大島優子(32)が近く結婚することが、双方の事務所から発表された。ふたりは2012年公開の映画『闇金ウシジマくん』で初共演し、2019年9月~2020年3月放送のNHK連続テレビ小説『スカーレット』で距離を縮めたようだ。
ふたりの交際は『スカーレット』撮影終了後の昨年夏ごろにスタートしたという。これまで林と大島のツーショットは全くキャッチされておらず、売れっ子同士の結婚は、世間に大きな驚きをもって受け止められた。
ゴールインまで極秘交際を貫いた裏には、AKB48時代から“神対応”で知られてきた大島のファンへの想いも関係しているのかもしれない。「握手会で突然ラップを披露したファンにもノリノリで返した」「プロポーズするファンが殺到した」などの逸話を持つ彼女。グループ卒業を控えた最後の全国握手会の際は、「卒業してもメンバーともファンの方々とも関わっていきたい。つながりは減っても、絆は永遠です」と真摯に語っていた。
大勢のファンに応援されているからこそ、その後の女優業にも本気で取り組んだ。「女優・大島優子」として注目を集めるきっかけとなったドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系、2017年1月期)の打ち上げの大宴会で、大島は「原作ファンが多いので。どうやったら実写化した私たちでギャフンと言わせられるかって、撮影前、本読み前に3人でご飯しながら話し合ったんです」とスピーチしていた。「ギャフンと言わせる」という言葉は強いが、この発言の根底にあるのは、「原作ファンも満足させたい」という気遣いだろう。
芸能関係者は、「大島さんはこれまでにも他の男性との熱愛報道が出たことがありますが、今回の林さんとは付き合った当初から結婚を意識していたようですから、コロナ禍もあって、ファンや仕事仲間にも迷惑をかけないように極秘を貫くことにしたのでしょう」と語る。