ステージに歩み出て、歌を口ずさみながら、音楽に合わせて踊る姿――彼の輝く勇姿を再び見ることができるとは、誰が予想できただろうか。7月17日、中居正広(48才)と安住紳一郎アナウンサー(47才)がMCを務めた『音楽の日』(TBS系)の生放送でのことだった。V6が披露した『WAになっておどろう』は、日本各地の参加者と中継をつなぎ、一緒に歌って踊る演出で番組を盛り上げた。その冒頭、坂本昌行(50才)がこう呼びかけたのだ。
「テレビの前の皆さんも歌って踊りましょう! スタジオのスタッフの皆さんも、中居くんも安住さんもひとつお願いします!」
その呼びかけに応えるように、中居はステージ端のMCの立ち位置で、歌を口ずさみながら遠慮がちに踊り始める。しかし、カメラが中継先からスタジオに戻った際、中居の姿がMCの立ち位置から消えた。なんと、V6とともにステージ中央で踊っていたのだ。隣に並ぶ三宅健(42才)は、よほどうれしかったのか、満面の笑みを浮かべている。
「思わず涙しました。中居くんは2020年2月のジャニーズ退所会見のときに『(SMAPが解散してから)3年間ワンステップも踏んでない。いまの段階では歌と踊りは、ぼくの中で蓋をしてしまったかもしれませんね』と言っていました。
中居くんはダンスが大好きですが、人前で披露するのは“SMAPの中居正広”だったからこそ。退所から1年半近くが経ちますが、今回、このような形でダンスを見られるなんて……。驚いたと同時に、とても感激しました」(中居の40代ファン)
この“解散後タブー”を破った裏には、後輩の三宅の働きかけがあったようだ。三宅は自身のブログでこの日の出来事を語っている。