平均世帯視聴率54.8%を記録したNHKの五輪開会式中継で、会場演出以上に光ったのが和久田麻由子アナの実況だった。落ち着いた語りで各演目の背景まで解説する和久田アナに、SNSでは〈声だけで癒される〉〈彼女が中継担当で良かった〉といった称賛が溢れた。
五輪特番から報道帯番組、ドキュメンタリーの司会進行まで、いまやNHKのエースアナの座を不動のものにした和久田アナ。
和久田アナは、名門私立・女子学院から東京大学経済学部に進学し、2011年にNHKに入局。東大の同期生によると、「東大在学中から“すごい美人がいる”と評判でした。ラクロス部のマネージャーをしていて、グラウンドには“わくちゃん”目当ての男子学生が見に来ていた。ミスコン出場の誘いも受けましたが、丁重に断わったそうです。美人で頭脳明晰なのにおっとりとして親しみやすく、男女問わず人気があった」という。
元NHKアナの堀尾正明氏は、先輩の立場から和久田アナについて、「アナウンス能力は抜群です。NHKの女性アナは声質が低い人が多いんですが、彼女の声質は高めだけど滑舌が良いので、とても聞き取りやすい。アナウンサーは実況力、司会力、インタビュー時の聞き出す力、そして声だけのナレーションなど『総合力』が求められますが、彼女はオールラウンダーです」と絶賛する。
また、占い師で人相鑑定士の夕月は、和久田アナはただ「美人」「可愛い」というだけでなく、視聴者を虜にする特別な“相”の持ち主なのだと語る。
「先端にかけて尖っていく顎の形は、自己主張の強さの表れですが、顎から耳にかけての丸みを帯びたラインが、その自己主張を絶妙にマイルドにしている。出しゃばらず、立場を考えてわきまえる彼女の性格を表しています。
また、すっと真っ直ぐに伸びた鼻筋は、理路整然とした物言いや物事を的確に伝える力の現れです。眉毛は少し特徴的で、右側が真っ直ぐで、左側はやや上にカーブを描いている。右側は常識的でありたいと思う反面、左側は感情的に動く部分があり、冷静な報道だけでなく、地域密着的なレポートの仕事もうまくこなせる両面性を感じます」(夕月氏)