ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(27)の結婚をめぐり、本人をさしおいて外野が騒がしくなっている──。「一番イヤなのは、女子アナ!」と主張するのは、“関西のご意見番”ことタレントの上沼恵美子(66)。7月18日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)で、「大谷の結婚相手には誰がふさわしいか」という問いに声を張り上げた。
これまで決定的な熱愛報道もなく、大谷の女性関係は謎に包まれている。それもあってか大活躍中の今年は、「お嫁さん論争」が過熱。特に“王道”への反発が強く「女子アナはNG」という意見が多い。坂上忍(54)も7月、番組内で「フジテレビの女子アナだけはやめて」と話していた。
イチローの妻が福島弓子(元TBS)、松坂大輔の妻が柴田倫世(元日テレ)など、“一流プロ野球選手といえば女子アナ”というイメージがある一方、煌びやかに見える職業だけに、「アスリートを支えられるのか」と懐疑的な声が上がっているようだ。
しかし、広島・堂林翔太(29)の妻で元TBSアナウンサーの枡田絵理奈(35)は結婚を機に退社し、夫を支えるため広島に移住した経験をもとにこう言う。
「アナウンサーと野球選手と聞くと、定番のカップルという印象を持たれるかもしれませんが、私にとっては、生涯を共にしたいと思った相手が、たまたまこの職業の人だったという感じです。結婚した時、『この人を支えることが新しい自分の仕事だ』と思い、気を引き締めました。遠征も多いので、特に食事面でサポートできるよう日々料理に勤しんでいます」
巨人のヘッドコーチを務める元木大介(49)の妻で、元日本テレビアナウンサーの大神いずみ(52)は「女子アナ妻」は野球選手の“弱点”を補える存在だと指摘する。
「プロ野球選手は小さい頃から野球一筋で、夫は『一般常識や社会通念的なことに疎くて恥ずかしい』と思っていたようです。だから奥さんはそれを補ってくれる人が良かったと言っていました。まぁ、それが私なのか? とは思いますが(笑)。
アナウンサーは会社員であり、様々な方に礼節をわきまえてお目にかかる仕事です。皆さんが『チャラチャラしてそう』などと思っておられるなら、激しい誤解だと掴みかかって訴えたいです!」
“外野”は盛り上がっているが、大谷本人が場外級の祝砲を打ち上げる日を待ちたい。
※週刊ポスト2021年8月13日号