『PLAYBOY』誌South Africa版の「プレイメイト・オブ・ザ・イヤー2021」として各国版でも活躍する日本人モデル・森永ケイト(25)。「ミックスルーツ」で、海外でも評価の高い国際派モデルが、自身のこれまでの経歴を振り返るとともに、日本と海外のグラビア観の違い、そしてミックスの立場から考えるマイノリティ問題について語った。
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私は新潟県の佐渡島で生まれ幼少期を過ごし現在は東京で暮らしています。
昔から『PLAYBOY』は憧れの雑誌でした。バイト感覚でモデルを始め、芸能を本格的にやっていきたいと思うようになった時の最終目標が『PLAYBOY』に出演することだったので、こんなに早く願いが叶うとは思っていませんでした。
10代の頃はどうすれば『PLAYBOY』に出られるか考えて、調べたりしていました。「やっぱりアメリカに行かなきゃいけないのかな?」とか。また、エージェントやカメラマンと繋がる必要があります。そんな思索している時に、『PLAYBOY』でも撮っているカメラマンを友達が紹介してくれました。
そのカメラマンに隙を見てちょいちょい自分を売り込んでいたのですが、当初はスルーされていましたね(笑い)。だから海外の人が好きな写真の傾向を研究して、自分がよく見えるようにテストシュートした写真を送り続けていたらある日、「やってみる?」と返答がありました。そうした経緯で『PLAYBOY』South Africa版の2021年1月号に掲載されることになりました。その後、各国のオンライン版『PLAYBOY』にも私のインタビューとグラビアが掲載されました。
なぜ『PLAYBOY』に憧れていたかというと、グラビアひとつとっても日本と海外では表現や評価が違うからです。アメリカでは、「セクシーなモデルやっています」というのは、堂々と自信を持って言えることだし、みんなの憧れでもあります。女性は強く尊く扱われ、写真もインテリアにできるくらいに完成度が高くかっこいいんです。その「かっこよさ」は『PLAYBOY』が一番だと思っていました。