メディアの王様だったテレビを凌駕するほどに影響力を持ちつつあるYouTube。日本において登録者が100万人を超す売れっ子YouTuberのチャンネルは240以上。近年ではチャンネルのジャンルは細分化されるようになった。そこで、ジャンル別に人気YouTuberのチャンネルランキングを紹介する。
(参考:ユーチュラ ※登録者数、総再生回数は8月17日時点)
【エンタメ系】
特定の専門ジャンルを持たず、さまざまな娯楽動画を投稿している「ザ・YouTuber」たちのチャンネル。ヒカキン(1位、HikakinTV)、はじめしゃちょー(2位)をはじめ黎明期から活動する有名クリエイターが多い。また多くがその知名度を活かして「サブチャンネル」を複数開設し、そちらでも多くの登録者と再生回数を獲得している。
【芸能人】
漫才コンビ・キングコング梶原(カジサック KAJISAC、3位)の成功やコロナ禍の煽りを受けて、芸人やタレントがここ1~2年の間に急激に参入。一気に膨れ上がったジャンルだが、ジャニーズ発のユニット「ジャにのちゃんねる」が開設4か月で1位になった。2位は「ワンクールのレギュラーより1回の伝説」という座右の銘で知られる江頭2:50(エガちゃんねる EGA-CHANNEL)。
【キッズ】
子供が熱中するおもちゃの紹介や知育動画など、育児や子供向けの情報を提供するキッズ系チャンネル。他のジャンルに比べて全体の登録者数が多いのが特徴で、1位の「せんももあいしーCh(Sen, Momo, Ai & Shii)の登録者数は1030万人と、エンタメ系1位の「Hikakin TV」970万人を超えている。しかし、キッズ系は動画1再生あたりの広告収入は低いとされている。