この夏、久しぶりのメディア露出に日韓が驚いた。元フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナ(30才)が、韓国のファッション誌に立て続けに登場。特に「Harper’s BAZAAR Korea」9月号では、高級ジュエリーとドレスを身にまとった艶やかなカットがずらりと公開されて、SNS上では「セクシー」「色気がだだ漏れ」などと、絶賛のコメントで溢れた。
現役時代のキム・ヨナを取材していたスポーツ紙のベテラン五輪担当記者も「現役引退から早7年。スタイルが変わることもなく、当時の細さを維持し、かつ女性らしい色気も出てきていますね。当時から日韓でファンの多かった美人選手でしたが、二重もくっきりでさらに美しくなって、もう本物のモデルのようです」と絶賛した。
雑誌の取材では、今でも週2~3回はスケートリンクに立って後輩選手を指導していること、さらには「厳しい環境で育っている子供たちに、少しでも助けになれば」と、発展途上国の新型コロナウイルスのワクチン供給支援のため、ユニセフに10万ドル(約1100万円)を寄付したこと語っていた。
現役時代は、長らく浅田真央(30才)のライバルとして有名だった。前出のスポーツ紙五輪担当記者は「2人のインスタグラムを見比べると、発信するパブリックイメージにだいぶ差がありますね」と話す。
仕事の様子やスポンサー商品を紹介するのは同じだが、浅田は畑を耕す姿や雑誌の料理連載のオフショットなどで、親近感を打ち出している。一方のキム・ヨナは、モデル顔負けの決めたポーズの写真がズラリと並ぶ。ファッション誌からオファーが舞い込むのも納得の内容である。
あるテレビ局のスポーツバラエティー番組ディレクターは「今の真央ちゃんはプロのフィギュアスケーターとしてショーに出続けながら、私生活では『田舎に住むための古民家を探している』と発言したりと、自然体が魅力ですね。トレードマークの親しみある笑顔も今も変わらない」と話す。