「大山や佐藤をスタメンから外さないほうがいいと思います。打順を下げるのは仕方がないが、スタメンで出し続ける。それでも打てないなら中盤以降のチャンスで代打を送ることです。レギュラークラスの選手にはこれが一番の刺激となる。
また、佐藤は三振の数を気にしないこと。村上宗隆(ヤクルト)もレギュラー1年目は本塁打を36本打った一方、184三振を記録しています。入団1年目の選手、しかも高校、大学と騒がれることがなかった選手が、いきなりマスコミに叩かれているわけですからね。打てばチームが盛り上がる選手だけに、最後までマイペースでやらせてやることです。タイガースがしばらく首位に復帰できなくても、これだけは続けるべきですね」(広澤氏)
今年こそはと意気込むタイガースファンの悲願である首位奪回は、果たされるのか。