主演映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』(9月10日)の公開が迫る、ムード歌謡界の“ヒーロー”純烈。撮影時の裏話やファンへの想いをインタビューで語った。
──後上さん以外は特撮出身。特撮映画出演は悲願と伺いました。
酒井一圭:そう。特撮に育ててもらったので、うれしかったですね。
白川裕二郎:20年ぶりの変身ポーズはすんなりできて、懐かしかったな。
小田井涼平:ぼくは『仮面ライダー』出身なので、戦隊ものの名乗りぜりふを言うのは恥ずかしかった。
後上翔太:ぼくはテレビで見ていた特撮を自分ができるってだけでも緊張。でも、ファンとの撮影会で変身ポーズがキマっている自分が発見できました(笑い)。
酒井:後上は芝居が全然ダメだったけど変身ポーズは堂々とやっていてよかった! 周りに助けてもらいながら、いざというときは力を発揮して成長していく姿はまさに今回のヒーロー像そのもの。
小田井:たしかにね。
白川:でもやっぱりぼくらにとってのヒーローはリーダー(酒井)でしょ? 皆に声をかけて純烈を作った人ですし。
酒井:まるで桃太郎よね(笑い)。
後上:ぼくらお供ですから(笑い)。
─—コロナ禍でもオンラインイベントなど新たな形で精力的にファンと触れ合っていますね。
後上:ファンのかたがぼくらのことをいちばん知っていることもあり、いろいろ提案してくれるんです。
白川:ファンのかたがたとは遠距離恋愛をしている感覚。やっぱりライブで久しぶりに直接会えるのはうれしい。触れ合えないけど、顔を合わせて変化を見られるのはいいよね。
──来年結成15周年を迎える純烈。4人の絆を感じることは?
酒井:控室にいても、みんな無言でいられることちゃう(笑い)。
小田井:お互いが居心地のいい雰囲気を感じとって動く、熟年夫婦みたいな感じだよね。
撮影/花村克彦
※女性セブン2021年9月16日号