チャンネル登録者数240万人を誇る人気YouTuberユニット・コムドットが深夜の騒音トラブルが報じられ、話題となった。報道を受けて同グループは9月14日にInstagramを更新。「まずはじめに 近隣住民の方に迷惑をかけてしまったことに関して反省しております」と殊勝につづっているが、実は彼らが謝罪するのは今年3回目だ。
3月にはYouTuberたちの大人数飲み会に参加し、さらに6月には、女性YouTuber・あやなんの誕生日パーティーに参加したことが『文春オンライン』に報じられた。短期間で騒動・謝罪を繰り返し、さすがにネット上でも「また?」と呆れる声が続出している。
あやなんの誕生日パーティーには、コムドットのほかにも水溜りボンド、ヘラヘラ三銃士、アバンティーズといったYouTuberユニットのメンバーたちが31名も参加していたという。緊急事態宣下とは思えない大騒ぎに〈モラルがなさすぎる〉〈YouTuberは馬鹿しかいないのか〉と厳しい声が巻き起こった。
YouTuberの動画撮影をめぐるトラブルは、これまで何度も発生してきた。再生回数に応じて収益が得られる仕組みの中では、どうしても「話題になったもの勝ち」な部分が出てきてしまう。そのため過激な企画に走るYouTuberが相次ぎ、批判を集めた。
しかし、なぜプライベートでのトラブルまで頻発するのか? はじめしゃちょーは2017年3月に二股交際を認めて謝罪、「みきおだ」のみっき~は2021年7月、自宅に招いた未成年女性の飲酒黙認により無期限活動停止。そして、ワタナベマホトは同年3月に児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕された……。名だたるYouTuberたちが次々と不祥事を起こすせいで、クリーンなイメージを保つHIKAKINには「聖人」という呼び名がすっかり定着した。
業界トップに君臨する人間たちがこれだけ多く不祥事を起こすというのは何か奇妙だ。もちろん知名度が高いぶん、プライベートが注目されやすいのは理由のひとつだろう。しかし、芸能界だと、スキャンダルを恐れて私生活に細心の注意を払う人物は少なくない。