眞子内親王と小室圭氏が育んだ愛はついに結実する運びとなった。年内に結婚した後、眞子内親王は小室氏が拠点とする米ニューヨークに渡る意向とされる。海の向こうでは、そんな眞子内親王の姿に好意的な眼差しが向けられている。英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子氏が指摘する。
「欧米では一途に愛を貫いた眞子さまを応援する声が多い。多くの外国人にとって結婚はあくまで個人の自由という考えだからです」
とくに移住先の米国では歓迎ムードが高まっているという。
「皇室制度のない米国はロイヤル(王室)に対して憧れを持つ人が多い。実際に米メディアは『なんとピュアな2人、ロミオとジュリエットみたいだ』『もし2人がアメリカで結婚式を挙げるなら、写真を絶対に見せてほしい』などと、日本の記事に対する米国民の反応を報じ、2人がやって来ることを心待ちにしています。
シングルマザーが少なくない米国は小室さんの境遇に共感する人も多く、2人がNYで暮らし始めたらメディアからの注目度は高まるでしょう」(多賀氏)
皇室ジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡邉みどり氏はこのたびの眞子内親王の「覚悟の門出」に対して、国民の祝福を呼びかける。
「眞子さまは公務を立派にお務めしてきただけでなく、体調の芳しくない美智子さまを励まし、お手伝いする優しさと教養をお持ちになっている素晴らしい方です。
にもかかわらず、いつまでも結婚が認められずに負い目を感じてしまい、皇室との縁が切れてしまうことになったら非常に残念なことです。もちろん、国民へのご説明はなされるべきなのかもしれませんが、結婚はあくまで当人たちのものです。できれば多くの国民にも、若い2人を祝福してほしいですね」
父の教育を糧に眞子内親王は前に進む。
※週刊ポスト2021年10月1日号