芸能

花田優一 弟子にした記者に「貴乃花との関係修復」について聞かれる

弟子にした週刊誌記者に対しての不安を募らせる花田優一氏

弟子にした週刊誌記者に対しての不安を募らせる花田優一氏

 花田光司氏(元横綱・貴乃花)の長男で靴職人の花田優一氏が週刊誌記者を弟子にとり、靴作りの修行中に起きた出来事をレポートする異色の“交換日記”連載企画。今回は昼食中、ふいに記者から「父親について」の爆弾質問が飛んできた際のやり取りを振り返る。(別稿で週刊誌記者のレポートあり)。

 * * *

 僕らはいつも、工房近くの定食屋で昼食をとる。住宅街にひっそりと佇む店のベンチには、毎日地元の人たちが座って並んでいる。とんかつ定食やハンバーグ定食がオススメで、ビーフシチュー定食も美味い。

 この日は、僕が先約で遅くなってしまったこともあり、いつもの昼食の場所で直接待ち合わせをすることになった。僕はいつも通り、ヒレカツ定食のしそご飯半分盛りを頼んだ。西さんはミックスフライ定食のご飯大盛りを頼んだ。「白米を大盛食べないと、健康が保てない」らしい。ワンパクな40歳独身男性である。

 職業は、靴職人と週刊誌記者。年齢は、25歳と40歳。性格は根本的に大きく違う二人が、日々昼食を共にしていると、話す内容は尽きてくるものだ。

 西さんが僕にする会話というと、「最近はどうですか?」という漠然とした質問ばかり。

 僕は、「一緒にいて、ゴシップとかではないところで僕に聞きたいことないですか?」と聞いた。すると西さんは、一瞬逡巡し、

「お父様との関係が修復することはあるんですか?」と言った。

“ゴシップとかではないところで”という条件を、完全に無視した西さんを前に、ああ、そうだ、週刊誌記者だった。と自分に言い聞かせて、茶碗にこびりついたご飯粒をつまんだ。

工房での過ごし方は“俺”が決める

 私はいつも数足の靴の作業を並行して進めていく。革を足型に馴染ませる時間、木型に塗ったパテを乾かす時間、染料を染み込ませる時間、様々な“待つ”時間を有効に使う為だ。しかしながらこの日は珍しく、一通りの作業を済ますと、湿気が増えてきたこともあって、待ち時間が重なってしまった。これも良い機会だと思い、2階にある絵のアトリエに降りて、絵画の製作を進めることにした。

関連キーワード

関連記事

トピックス

悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
ショーンK氏が千葉県君津市で講演会を開くという(かずさFM公式サイトより)
《ショーンKの現在を直撃》フード付きパーカー姿で向かった雑居ビルには「日焼けサロン」「占い」…本人は「私は愛する人間たちと幸せに生きているだけなんです」
NEWSポストセブン
気になる「継投策」(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督に浮上した“継投ベタ”問題 「守護神出身ゆえの焦り」「“炎の10連投”の成功体験」の弊害を指摘するOBも
週刊ポスト
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
3月末でNHKを退社し、フリーとなった中川安奈アナ(インスタグラムより)
《“元カレ写真並べる”が注目》元NHK中川安奈アナ、“送別会なし”に「NHK冷たい」の声も それでもNHKの判断が「賢明」と言えるテレビ業界のリスク事情
NEWSポストセブン
九谷焼の窯元「錦山窯」を訪ねられた佳子さま(2025年4月、石川県・小松市。撮影/JMPA)
佳子さまが被災地訪問で見せられた“紀子さま風スーツ”の着こなし 「襟なし×スカート」の淡色セットアップ 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン