アラビアンな衣装で陽気に踊る姿、スーツで颯爽と現れるフレッシュさ、大自然の中でのすがすがしい表情……CMによって七変化な魅力を発揮しているのが、女優・川口春奈(26)だ。
川口は2007年にティーン雑誌・ニコラ(新潮社)のモデルオーディションでグランプリに輝き、芸能界デビュー。専属モデル期間は短かったものの、“ハルル”として一気にトップモデルまで上り詰めた。当時新ブランドとして創立されたファッションブランド・レピピアルマリオ(repipi armario)は川口をイメージモデルとして起用し、ムック本を発行。「“ハルル”が着ているブランド」としてファッション好きの間では強く印象に残った。当時、ショッピングモールで川口が着用していた服を見かけると、その服がとても輝いて見えた。幼いながらもティーンの購買意欲をかき立てた川口の宣伝効果は当時から抜群だった。
二コラモデルを卒業後は、本格的に女優として活躍。ここ最近は大河ドラマの代役を見事に演じきったことを皮切りに、横浜流星との主演ドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)に続き、来年のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』では朝ドラ初出演が決定した。また、昨年から開設された自身のYouTubeチャンネル、「はーちゃんねる」では、わずか4ヶ月でチャンネル登録者数100万人を突破。数多くの芸能人がYouTubeを開設し激戦の中、川口の動画は100万回以上の再生回数を連発。彼女の素顔に多くの視聴者が魅了されている。
そんな川口の魅力が別の形で垣間見えるのが、CMだ。
IT会社・TISインテックグループのCMでは、アラビアンな衣装で軽快に踊りながら無邪気な笑顔を魅せた。満面の笑みの中に、モデル出身ならではの表情とポーズが光る。
JCBのCMでは架空の通信社である“JCB通信社”の記者になりきり、共演している二宮和也とスーツで颯爽と歩く姿。ここで見せるのは、活気みなぎるはつらつとした表情だ。
また、約10年前から何度も起用されているカルビーの新CMでは歌手のaikoと共演。北海道の自然に囲まれながら、すがすがしい透明感ある表情が印象的だ。