フリーアナウンサーの夏目三久(37)が9月をもって芸能界を引退した。最後のテレビ出演は、夫・有吉弘行(47)との出会いの場である『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)の生放送特番だった。マツコ・デラックス(48)から今後の生活について質問された夏目は、「とりあえず何もしないのもいいかな。ゆくゆくは好きなことを見つけて、それをやってもいいかな」と語った。
番組エンディングで夏目は、「私はこの世界を去りますが、これからも『かりそめ天国』を見てぜひ笑っていただけたらと思います」とニッコリ。さっぱりした笑顔を浮かべており、芸能界への未練は一切ない様子だった。極秘交際を経て、今年4月に結婚を発表してからは有吉と一緒に出かける様子が頻繁に目撃されるようになった。家庭に入ることを決断して気楽になったのかもしれない。
一般人生活をのんびり過ごすつもりの夏目にとって、目下の目標と言えるのは、有吉との結婚式だろうか。コロナ禍での挙式に葛藤を覚えていた有吉も、妻の想いを受けて、考えを変化させたらしい。
「実は、夏目さんが結婚式をあげることに強い憧れがあり、ことあるごとに理想プランを有吉さんに話していたそうです。最初は聞き流していた彼も、強い思いに心を動かされ、徐々に夏目さんの親や知人に彼女の花嫁姿を見せてあげたいと考えるようになったそうです」(夏目の知人)
夏目の知人によると、彼女の髪型がトレードマークのショートヘアから変わったのも結婚式のためだという。
「結婚式は、これから“一般人”となる夏目さんの第二の人生を祝う有吉さんからのプレゼントでもあるのだと思います。コロナが落ち着いてからという考えもよぎったそうですが、今後の家族計画を考えると、あまり先延ばしにできない、という思いもあるのでしょうね」(前出・夏目の知人)
純白のウエディングドレスを着た夏目は実に美しいだろうが、その姿が一般人の目にも触れる機会はなさそうだ。
「コロナ禍ということもあって、知り合いを大勢呼ぶようなハデ婚ではなく、家族とお世話になった方だけを呼ぶようなささやかな会。日頃の感謝を伝える場にしたいのだそうです」(芸能関係者)
地元親族にも交際を隠し通した有吉のこと。結婚式の様子が後日メディアで公開される可能性は望み薄かもしれない。末永くお幸せに。