「B’zの稲葉浩志さん(57才)とMr.Childrenの桜井和寿さん(51才)はテンションが上がりっぱなし。途中でハグしそうになりましたけど、ソーシャルディスタンスをしっかりとって“エアハグ”していましたね」(40代女性ファン)
これは9月18、19日に大阪で行われたB’z初主催のライブ『B’z presents UNITE #01』でのワンシーンだ。時節柄、コロナ感染対策は万全を期された。
観客は1公演5000人に限定、座席は前後左右1つ飛ばし。より安全にライブを楽しむため、任意で「ワクチン接種証明書」か公演当日72時間前までの「PCR検査陰性証明」の提示でステッカーがもらえる特典まで準備された。
その10日後、次は神奈川・横浜でも豪華すぎる共演が。
「GLAYとのコラボです。TERUさん(50才)がかわいい声で『稲葉さん、松本さん、出てきてくださぁ~い』と呼び込むと、稲葉さんとB’zの松本孝弘さん(60才)が登場。笑みを浮かべながらTERUさんのもとへ歩み寄っていくんです。まさに奇跡の瞬間でした」(50代女性ファン)
稲葉自身、開催前に「やばいです。いまから興奮が止まりません」とコメントしていたが、音楽ジャーナリストの宇野維正さんも興奮を隠せない。
「B’zは約30年にわたってオリコン週間シングルランキング1位を獲得し続けた圧倒的な人気を誇りながらも、メディア露出を最低限に抑え、ほかのアーティストとのコラボも少ない孤高な存在です。彼らから自発的に、ほかのアーティストに声をかけて実現した今回のライブは非常に異例のものだと思います」
共演した3組の大物たちにどんな接点があったのか──探っていくとステージでは語られなかった関係が浮かび上がってきた。
「交友関係が広いのはGLAYの皆さんでしょうね。ファンの間では有名ですが、GLAYのギター・TAKUROさん(50才)と松本さんは20年来の仲で、TAKUROさんにとって、(米国)グラミー賞を受賞したギタリストの松本さんは師匠。稲葉さんのことも同様に尊敬しています」(前出・宇野さん)