芸能

おぼん・こぼん“劇的和解”の影響でダウンタウンの「漫才復活」に期待の声

松本人志は浜田雅功を笑わせるのが好きだという

松本人志は浜田雅功を笑わせるのが好きだという

 10月6日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、約10年にわたる不仲状態が続いていたベテラン漫才コンビ「おぼん・こぼん」を和解させるための企画の完結編が放送され、紆余曲折を経ての大団円となった。劇的な和解は視聴者の感動を呼んだが、もう一つ印象に残ったのは、2人を見守るダウンタウンの反応だった。芸能関係者が語る。

「ふだんならVTRにツッコミを入れる2人が、今回に限っては真剣に見入り、2人の関係修復を心から願っている様子でした。和解に至ったラストでは、浜田(雅功)さんは『よかったよかった』と喜び、松本(人志)さんは復活漫才を見て『やっぱり格好いいよね』と惜しみない賛辞を送った。同じ漫才コンビだけに、感じるところがあったのでしょう」

 奇しくも、10月2日に同じくTBS系で放送された大型特番『お笑いの日~2021』では、サンパチ・マイク(漫才用のセンターマイク)を挟んでダウンタウンが漫才さながらのフリートークを繰り広げ、ネット上では「サンパチを挟んで話しているだけで感動」「ほぼ漫才じゃないかこれ」といった声が上がっていた。漫才から遠ざかって久しいダウンタウンのレアな姿には、「おぼん・こぼん」が影響を与えたのではないかと、テレビ局関係者は語る。

「生放送だった『お笑いの日』は、『おぼん・こぼん』が和解した『水ダウ』の収録の後だったはず。小劇場でもう一度漫才に向き合った『おぼん・こぼん』の姿は、改めてダウンタウンの2人に漫才という原点を意識させたのではないでしょうか。

 松本さんは、浜田さんから昨年の放送中にオファーがあったら漫才すると言っていたこをイジられると、『断わりました。こんなところではやらない。こんな注目を浴びたところでやらない』と冗談めかして言っていましたが、案外本音ではないでしょうか。というのも、相方の浜田さんはかつて、『ダウンタウンの最後は(なんばグランド)花月でもう一度漫才をすると2人で決めている』と明かしていました。今回の松本さんの発言は、そのことを意識したものでしょう」

ダウンタウンにも不仲な時期が

 その背景に、「おぼん・こぼん」とは対照的に解散に至ってしまった「雨上がり決死隊」の存在を指摘する声もある。松本は「雨上がり」解散後の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、宮迫博之は相方の蛍原徹に向き合わなくなったのではないかと語った上で、「僕は相方を笑わすことがオモロい。うれしいとかそんな次元じゃなくて、浜田が俺の言ったことで笑ってることがオモロいんですよ。すんげーわろてるやんって。そこの優先順位が僕はたぶん一番高い」と率直な思いを吐露した。

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン