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木村拓哉が15年食べ続けている「納豆ご飯」 栄養士が絶賛するポイント

木村家では白砂糖を使わずオリゴ糖、はちみつ〈写真〉、てんさい糖が使われる(写真/Getty Images)

木村拓哉が15年食べ続けている「納豆ご飯」とは?

 これまであまり私生活を明らかにしてこなかった木村拓哉(48才)が、9月7日に放送された『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)のスペシャル特番で、自宅で作っている料理を紹介した。どの家庭でもマネできる簡単で庶民的なメニューでありながらヘルシーなものばかり。その中から木村流の納豆ご飯を紹介する。

 番組では家に白砂糖を置いていないことを明かした木村。さらに、15年間、家では「白米」を食べず、酵素玄米を食べ続けているという。木村ファミリーのインスタグラムをのぞくと、どうやらその習慣があるのは“トト”だけではなく、妻である工藤静香(51才)が作っている和食、さらには長女のCocomi(20才)と次女のKoki,(18才)が手巻き寿司風に作っている恵方巻でも、白米ではなく玄米のような茶色いご飯が写っている。

 栄養士の小島祥子さんはこう解説する。

「酵素玄米は、主に玄米と小豆を炊飯して、2〜3日間炊飯器で保温して寝かせたものです。玄米というとぼそぼそしたイメージがあり敬遠する人もいますが、寝かせることで、お赤飯のようにもちもちとして食べ応えのある食感に変化します」(小島さん・以下同)

 木村は番組で、酵素玄米は「3日目が食べ頃」と語っている。

 やはり、「寝かせる」ところに木村の素人離れした健康意識の高さがうかがえると小島さんは言う。

「玄米は外側の皮の部分にミネラルや食物繊維が多いことはよく知られていますが、寝かせて酵素を活性化させると、ビタミン類が増えることがわかっています。普通の玄米と比べ、酵素玄米はビタミンBが6倍、ビタミンB2は20倍以上になる。肌や髪を健康に保つといわれるビタミンの一種『ビオチン』が8倍以上に増えるのも酵素玄米ならでは。

 また、3日間保温させることで玄米の皮の部分がやわらかくなり、消化しやすく、胃腸に負担をかけないのもいい」

 秘蔵の酵素玄米に納豆をかけて食べるのが木村の日課。必ずパックから出し、お茶碗に移した納豆をふわふわになるまでよくかき混ぜる。

「かき混ぜる回数によって栄養価に変化はありませんが、よく混ぜると、旨み成分のグルタミン酸が増えておいしくなります」

 さらに木村流納豆では、納豆の入った茶碗にはちみつ漬けの梅干しを種ごと1個入れ、再びかき混ぜる。

 実はこの、「はちみつ漬け」というのが重要ポイントだと小島さんが言う。

「はちみつ漬けの梅干しには、クエン酸など疲労回復効果のある物質のほかに、『梅リグナン』という強力な抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。これは、塩漬けではなく、はちみつ漬けの梅干しに多く含まれている成分なのです。梅リグナンは梅干しを作る過程で種から出てくる物質。アンチエイジング効果が期待できます」

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