秋篠宮家長女の眞子さまと小室圭さんのご結婚が間近に迫る中、小室さんの母・佳代さんが詐欺罪で刑事告発された。
ここに1通の「告発状」がある。そこには、《被告発人 小室佳代》とあり、続けて
《被告発人の所為は、いずれも刑法第146条1項の詐欺罪に該当するので徹底捜査の上、厳重に処罰されたい》
こう書かれている。佳代さんを詐欺罪で告発した刑事告発の文書だ。佳代さんには、遺族年金と傷病手当の不正受給という疑いがあるのだ。
それだけではない。この告発状には《上記書類をお預かりしました。令和3年10月6日 東京地方検察庁文書課》というハンコがしっかりと押されている。
「刑事告発はまず『預かり』という段階を経て、それから受理か不受理かの審査に入ります。そもそも持ち込まれる告発案件は膨大なので、事件化の見込みのない案件は『預かり』さえ拒否されることも多い。そうならなかったということは、検察は『捜査する必要がないと思っていない』ということでしょう」(全国紙記者)
愛息の結婚を目前に控えたタイミングで、刑事告発されるとは佳代さんにとっては、青天の霹靂だっただろう。ようやく一人息子が帰国して3年2か月ぶりの再会を果たし、10月26日に内親王の眞子さまと結婚することも公式に発表され、いずれは、国民の目を離れて米ニューヨークで晴れやかにセレブ生活を……。刑事告発の衝撃は、そんな目論見を打ち崩す可能性さえある。
一般的に考えてみても、婚約相手の親が入籍直前に刑事告発されて、何も感じない人はいないはずだ。それが、“皇族のフィアンセ”の母親となれば、その驚きは家庭内だけではなく、日本中に広がることになる。
佳代さんはアメリカに行けないのか
東京地検が刑事告発を受理した場合、関係各所への厳しい捜査が始まる。
今回の場合、佳代さんの自宅はもちろん、関係先として眞子さまと小室さんの日本での仮住まいが「家宅捜索」を受ける可能性もある。遺族年金については、小室さんの年齢により給付額が変わってくるため、無関係とは言い切れない。
もう1つ気になるのは、刑事告発された佳代さんは、渡米に必要なビザの給付がされるのかどうかだ。小室さんがニューヨークで暮らし始めれば、佳代さんの長期滞在も囁かれている。
「DS-160というビザの申請に必要な書類には、被告発人かどうかという質問項目はありません。しかし、刑事告発されていることをアメリカ大使館が把握していれば、面談の場面で質問され、佳代さんが申し開きをしなくてはならない可能性は高いでしょう」(外務省関係者)
ビザの給付に関しては、複雑性PTSDであることを公表された眞子さまにも、アメリカ大使館がどのような判断をするのかは不透明だ。ことによると、眞子さまを尊敬しているという佳代さんと、佳代さんに心酔しているという眞子さまは、ふたりともアメリカへは旅立てないかもしれない。