お笑い芸人のもう中学生(38)が再ブレイク中だ。10月からは看板番組『もう中学生のおグッズ!』(テレビ朝日系列)がスタートするなど、今ではお茶の間で見ない日がないほどの人気ぶりだ。
もう中学生はお笑いコンビ麒麟の川島明が「こいつには勝てない」と発言するなど、かねて芸人からの厚い支持を得ていたが、2009年頃に一度ブレイクした後はしばらくテレビから遠ざかっていた。しかし、2020年にお笑い芸人有吉弘之の『有吉の壁』(日本テレビ系列)への出演などを機に、徐々にテレビへの復帰を果たす。
9月27日に出演した『しゃべくり007』(日本テレビ系)で本人が明かしたところによると、再ブレイク前の不遇な時代には「芸人を辞めて地元の長野に帰る」ことも考えていたという。
「番組では、ネタのために用意していた段ボールを処分し始めるなど、本気で引退を考えていたと語っていました。故郷の長野に戻ったら『こじんまりとプチお笑いとリポーターとかをやっていけたらいいな』と思っていたといい、当時は相当、追い込まれていたのであろうことが窺えました」(業界関係者)
ちょうどその頃のもう中学生と交遊があったという男性Aさんは、「あの頃は、週4日くらいのペースで遊んでいました」と話す。再ブレイク前の2018~2019年頃に東京・品川区で本人を見かけ、Aさんから話しかけたという。
「駅前を歩いていて、見たことがある人だなと思い声をかけました。LINEを交換して遊ぶようになったのですが、多い時は週3~4日、向こう(もう中学生)からも『これから遊ぼうよ』と連絡が来てお茶したり、お昼ご飯を食べによく行きました」
これだけだと気さくな芸人という印象だが、Aさんは30代で、もう中学生と同世代。30を過ぎた大人が2人で、平日の昼間から週4で遊ぶ光景というのはまるで夏休みの中学生のようだ。Aさんが続ける。
「素顔はテレビで見る彼のキャラクターそのままです。『なんでやねん!』と突っ込んでくれたり、ボケてくれたり。ただ、あまりお金は持っていなくていつも500円くらいしかなかったようでした」
Aさんがよく会っていたという2019年頃、もう中学生は「芸人を辞めたい」といった弱音を吐いていなかったのか。
「むしろ『ダウンタウンさんに憧れていて、(ダウンタウンの)番組に出演できた時はすごく嬉しかった』といった話を楽しそうにしていました。ライブにも誘ってくれて、行ったことを報告すると『ありがとうございました』とメッセージを送ってくれたり、辞めたいといったことは口にしていませんでした」