放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。師走にぎゅっと目白押しな、笑いの世界を堪能できる色々を紹介しよう。
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ヒロシが高田文夫に激白「もう山には行きたくない。“ひとりキャンプ”より自分の家のフトンで眠りたい」がネットニュースの1位になっておりました。
コロナも少し落ちついてきたようだからやれるうちに何でもやっといた方がいい。私も「漫才」「落語」「日大」といろいろ首をつっ込んできたので師匠も走り出す“師走”は少し忙しい。笑芸ファンの皆様にはお待たせしましたですが12月はいろんな会が。
11月1日前売発売。チラシに曰く「漫才協会外部理事高田先生就任企画“ザ・東京漫才”~漫才師の漫才史」。12月1日、浅草東洋館19時。後半、私とナイツでトークをし、球児・好児、昭和こいる等と笑いのうちに東京漫才の歴史をふり返ろうというナイツでナイスな企画。
前半は一気に東京漫才でU字工事、ビックボーイズ、ロケット団、ナイツ、球児・好児である。お客様がいっぱい入ってくれて好評だったら第2弾第3弾とやるつもり。年忘れにどうぞ。
クリスマスの昼間13時からは私の企画で「第四回 オール日芸寄席・おっと天下の日大事」が有楽町よみうりホールで。悪質タックル以来またまた日大が騒がしいですが芸術学部で学んだ連中は汚ない金よりもきれいな芸。
そこで「悪質落語」をとり揃えました。出演は立川志らく、三遊亭白鳥、春風亭一之輔。毎回日芸ゲストを呼んで私とトークなどするのですが(前回は宮藤官九郎、2021年2月)今回、夜はクリスマスで子供サービスがあるのでどうしても昼公演と言う爆笑問題の田中裕二に来てもらいます。こういう場で田中が小さいのに片金で喋りまくるというのは珍しい機会だと思います。
来春の会にはいよいよ太田光「ウラ」を語るという場が設けられるかもしれません。乞御期待。前売は発売になったばかり。