友人の夫にあからさまに好意を寄せる女性も
女性同士の人間関係は難しいと言われるだけに、注意すべき点も多い。男性が原因で友情にヒビが入った実例を見て行こう。
【ケース1】金持ち夫も友人の夫も欲しがる女
学生時代からの親友A子(44才)の結婚相手は、こう言っちゃなんだけど、見た目がそれほどよくないの。なんせ彼女、「男は見た目より経済力よ!」って言っていたからね。
一方、私は、A子から15年も遅れてようやく結婚できたんです。晩婚だから式は挙げず、A子にははがきで結婚報告をしたの。すると早速A子から連絡が来て、「お祝いしに行きたい」と……。そのときは、プレゼントをもらい、和気あいあいとした雰囲気で別れたんだけど、その後、頻繁にうちに遊びに来るようになったの。私へのLINEも毎日来るようになったんだけど、その内容が、
「Kくん(私の夫)の趣味や好物を教えて」
とか、夫への好意丸出し。なんせ私の夫は、私より10才年下。収入は多くないけど、ハッキリ言ってイケメンなんだよね。
ついには先日、あろうことか夫とのツーショット写真を私に送ってきたの。
「S美は仕事で忙しそうだから、私がKくんのご飯を作ってあげる。だから、安心して」
って……。ふざけんな! 後から夫に聞いたら、A子ったら、駅で待ち伏せしていたらしいの。妻の親友だからむげにできない夫を利用したみたい……。もちろん、すぐに絶交しましたよ。
【ケース2】振られた腹いせに相手を貶める女
私(42才)の勤務先は都内の不動産会社。給料のよさと働きやすさから、気づけば結婚もしないまま勤続20年に。いつしか内勤女子のボス的存在になっちゃった。10才年下の後輩・Y美と仲よく仕事をするのも楽しかったのよね。
ところが、独身のHくん(34才)が営業マンとして中途入社してきてから、私とY美の関係があやしくなったの。Hくんは、学生時代にラグビーをやっていたとかで、がっちりした体形で頼もしい感じ。営業成績もいいもんだから、同世代のY美が猛アプローチ。ところがHくんはY美に興味なし。それどころか、教育係だった私と、ちょくちょくご飯に行くうちに、なんとなくつきあうように……。
Y美の気持ちを知っていただけに、申し訳なかったけど、「あきらめて、応援しますよ」と言ってくれたので、安心していたら……。3人で飲みに行ったとき、Y美がぶっちゃけた。
「先輩って結婚願望が超強いから、Hくんがなかなかプロポーズしてくれないっていつも愚痴っているんですよ~。早く結婚してあげてくださいよ」
はぁ? そんなこと一度も言ったことないけど! それ以来、Hくんから距離を置かれるように……。まぁ、これで終わるなら、それまでの関係だったのかな。少なくともY美と私の関係は終わった!