芸能

「高校生が好きな芸人1位」YouTuber・平成フラミンゴ、躍進の秘密

チャンネル登録者数は200万人を超えた(YouTubeより)

チャンネル登録者数は150万人を超えた(YouTubeより)

 11月3日、女性2人組YouTuber・平成フラミンゴのRIHO(りほ。27)が活動休止を発表した。今後はしばらくの間、相方・NICO(にこ。26)が1人で動画投稿を行っていくという。活動休止の背景には、今年に入ってから急激にブレイクしたこともあるようだ。そもそもなぜ、彼女たちはこれほど人気を集めているのだろうか。

 平成フラミンゴは2020年4月にYouTubeチャンネルを開設。約1年かけて登録者数20万人に達していたが、今年8月にYouTube引退をかけて登録者数50万人突破に挑戦すると、急速に人気を獲得。9月下旬には登録者数100万人を超え、11月4日現在では153万人にまで伸びている。

 とりわけ若年層の間で人気だ。高校生向けの広告・マーケティングを行うアイ・エヌ・ジーの調査によると、「2021年秋 高校生最新トレンドランキング」の“好きな芸人・タレント”で千鳥やEXITら有名お笑いコンビを抑えて見事に第1位を獲得。“よく見るYouTubeチャンネル”でも第3位にランクインしており、その注目度の高さが窺える。

 なぜ平成フラミンゴはティーンを虜にしているのか。YouTuberの事情に詳しいライター・こたにな々氏はこのように説明する。

「平成フラミンゴはYouTubeを始める以前から、高校生ら若者が活用するショートムービーサイト・TikTokで人気となり、そこからYouTubeに活躍の場を広げました。動画は、コント風のあるあるネタや、挑戦系の“やってみた”企画、アラサー独身女性の日常をリアルに写したものまで、バラエティに富んでいます。

 何より、小学1年生からの幼馴染である2人は、長年の信頼関係から息のあった掛け合いや、2人にしか分からない“友達ノリ”を持っていて、それが安定した笑いを生み出し、常に2人が爆笑しながら話しているのに視聴者がつられて笑ってしまうという面白さを持っています。

 高校生といえば、日常の中で自分たちだけが分かるノリや共通言語を大事にし、それを仲間内での流行語やブームとして取り扱うものですが、平成フラミンゴもそれに近いものを感じます」(こたにな々氏)

人気の「高校生あるある」(YouTubeより)

人気の「高校生あるある」(YouTubeより)

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン