一難去ってまた一難だ。数多の批判を乗り越えて10月26日に結婚を果たした小室圭さんと眞子さんだったが、29日に発表された米ニューヨーク州の司法試験の合格者リストに“Kei Komuro”の文字はなかった。宮内庁担当記者が語る。
「NY州の司法試験の合格率は高いと言われていたため、受かるだろうというのが大勢の見方だった。実際、今回の司法試験全体の合格率は63%で、初受験した人に限れば78%です」
不合格となった小室さんは当面の間は就職先であるNY州の弁護士事務所でロークラーク(弁護士見習い)として働くことになる。
NY州弁護士の資格を持ち、日本で弁護士活動を行なう清原博氏が語る。
「当初、小室さんの年収は1500万円とも言われていましたが、それは合格を見込んでのことでしょう。不合格だったので一般的なロークラークと同等の年収600万円くらいでの雇用になると考えられます」
NY州は日本と比べても物価が高く、「年収600万円だとセキュリティが万全な家に住むことは難しい」(NY市民)という。
小室さんは来年2月に行なわれるNY州の司法試験に再びチャレンジする意向だとされている。清原氏が語る。
「2月の試験は難易度こそ変わりませんが、合格率が20%ほど下がります。2月に試験を受ける人の多くは、大学を卒業して仕事をしながらの受験となり、勉強に割ける時間が少なくなるためで、小室さんも同様です。
また、もし仮に2回目も落ちた場合、事務所の中で小室さんは弁護士になれる可能性が低いとみなされ、事務所にいられなくなるかもしれません。実際、2回立て続けに落ちて負い目を感じ、自ら事務所を辞める方が結構いらっしゃいます。厳しい状況にいることは間違いないでしょう」
小室夫妻が安心して暮らせる日はいつ訪れるのか。
※週刊ポスト2021年11月19・26日号