昨年1月に東出昌大(33)との不倫愛が報じられて以来、すっかり表舞台から姿を消していた唐田えりか(24)。来年公開予定の映画『死体の人(仮)』にデリヘル嬢役での復帰が決まり、10月下旬には撮影を終えたというが、現場からは不安の声が聞こえてきているという。
「“不安”の原因は唐田さんではなく、監督を務めるAさんです。実はAさんの妻のB子さんが失業保険の受給に関してハローワークから調査を受けているようで……それが原因で映画の制作がストップしてしまうかもしれないと周囲がザワついているんです」(映画関係者)
A氏は2016年に制作した『死体の人』の予告編を『未完成映画予告編大賞』というコンペティションに応募。そのときはグランプリから漏れたが、同大賞の敗者復活コンペでグランプリを受賞し、晴れて本編の製作が決まった。その作品で唐田が本格女優復帰するとあって注目を浴びている。
その期待作に暗雲が垂れ込めたきっかけは今年7月。B子さんが6年間つとめた映像関係の会社を退職したことだったという。
「B子さんは自己都合で退職し、失業保険の受給を申請したんですが、その後も勤めていた会社の取引先から仕事をもらっていたんです。音声データを文字に起こす簡単な仕事だったのですが、7月には10万円弱の収入があったようです。つまり、収入があるのに失業保険をもらっていた“不正受給”の可能性を含め、ハローワークの調査が入ったんです」(前出・映画関係者)
この映画関係者は「そんな小額まで把握しているのか」と驚いたようだが、たとえ小額だったとしても、ハローワークの調査次第では、大事になる可能性があるという。
社会保険労務士の本多直樹氏はこう指摘する。「正社員ではなく、アルバイトやフリーランスとしての請け負いであったとしても、失業保険の受給中に収入があれば、ハローワークに申告しなければなりません。それを怠ると不正と指摘される可能性があるのです。もし不正と認められた場合には支給が停止され、受給したお金の一部もしくは全額の返還命令が出されることもあります。
内容が悪質だった場合には、返還命令に加えて2倍額相当の納付プラス延滞金が求められる、いわゆる“3倍返し”に。さらに悪質であれば、詐欺罪として逮捕されるケースもあるので甘く見てはいけません」
問題は夫であるA氏の関与の有無だ。退職後、B子さんが請け負った仕事の請求書はA氏の名前で発行されていたという。
「当事者間でのやり取りが不明なので、あくまで可能性の話ではありますが、実際はB子さんが請け負った仕事なのに、A氏の名前で請求書を発行した理由として、不正受給を隠蔽する思惑があったと疑われる可能性があるかもしれません」(前出・本多氏)