ともに俳優の菅田将暉(28才)と小松菜奈(25才)が15日、結婚したことを発表。菅田は同日、自身がパーソナリティを務める『菅田将暉のオールナイトニッポン(ANN)』(ニッポン放送)の冒頭で、喜びの声をリスナーに伝えた。
「菅田と小松は2015年に撮影された映画『ディストラクション・ベイビーズ』(2016年)で初共演し、間髪入れずにW主演映画『溺れるナイフ』(2016年)の撮影が続いて、一気に距離が縮まりました。そして、2019年に撮影されたW主演映画『糸』(2020年)で3度目の共演が実現した後、菅田の猛アタックで交際がスタート。今年の初めには、菅田が小松の住むマンションの別の部屋に引っ越しており、結婚は時間の問題だとささやかれていました」(芸能記者)
菅田は結婚についてTwitterに「幸せな家庭を築いていきたいと思っております」「私達は、戦友であり、心の支えであり、これからは家族になります」と綴る一方、ラジオでは「この1週間くらい、ずっと胸の奥がマグマみたいに熱くて」「いかにたくさんの人に支えてもらっていたのか実感しました」と、率直な感想を語り、「幸せです」と思いの丈を語った。芸能界ではここ最近、結婚しても記者会見は開かず、代わりに「ラジオ」を使うのが1つのトレンドになっている。
「今年4月に夏目三久(37才)との結婚を発表した有吉弘行(47才)は、ラジオのレギュラー番組の放送前に、FM東京の前で取材陣に対応。うるさがるものかと思いきや、『ありがとうございます。幸せです』と笑顔で応じ、驚きの声が上がりました。
今年5月、星野源(40才)と新垣結衣(33才)が結婚した際、星野が取材陣に対応したのもニッポン放送の駐車場でしたし、ナインティナインの岡村隆史(51才)が昨年10月に結婚した際も、会見に応じた場所は同じ。そして星野も岡村も、ラジオ番組で結婚をリスナーに生報告しました」(芸能ライター)
いずれの芸能人の結婚も、世間を大きく賑わせたのは記憶に新しいところ。わざわざ結婚会見の場を設けても良いほどの大物ばかりだが、なぜ「ラジオ」がキーワードになっているのか? ベテラン芸能記者の石田春男氏はこう分析する。
「芸能人が結婚すれば、メディアは当然コメントを欲しがりますが、記者会見を開けば都合が悪いことを聞かれる可能性がある。しかしラジオ局で対応すれば、適当なタイミングで“会見”を切り上げることができますし、ラジオ番組で思いを語ることで、“それに関する話はおしまい”と、こちらのペースで話を終わらせることができます。
ラジオ番組で『幸せです』と率直に喜びを表せば、SNSを中心に共感の輪が広がりますし、発言が報じられることで、自身のレギュラーラジオ番組の存在をアピールすることもできる。コロナ禍で会見がやりにくいという事情もありますが、芸能人にとってはメリットが大きいので、今後もこのスタイルは踏襲されていくのではないでしょうか」(石田氏)
これが可能なのは、自身のラジオ番組を持っている芸能人だけだが、果たして次のカップルは誰?