小室眞子さんと圭さん夫妻がニューヨークへと旅立った。現地では今、“Komuroフィーバー”に沸いている。
「夫妻がジョン・F・ケネディ国際空港に到着するや否や、英タブロイド紙が二人の新居がマンハッタンのヘルズキッチン地区であることを写真付きで報じたり、地元紙も新居の家賃を報じるなど報道が過熱しています。
日本のメディアから逃れるためにNYでの生活に活路を見出した二人でしたが、ここまで注目されるのは予想外だったのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)
英王室に詳しい皇室ジャーナリストの多賀幹子氏は、海外メディアの執拗さをこう語る。
「初めて菊のカーテンを開けてNYにやってきたロイヤルカップルをパパラッチが標的にするのは当然で、可能な限り面白い写真を撮ろうとするでしょう。その中にはストーカーまがいのことをする人もいて、ダイアナ妃の交通事故死は追いかけ回してくるパパラッチを振り切ろうとして起こったものだと言われています」
夫妻には、さらなる難関も迫っている。
小室さんはNY州の弁護士事務所に就職したものの、7月の司法試験に不合格。本誌・週刊ポスト2021年11月19・26日号では、再チャレンジする予定の2月の試験に落ちた場合、事務所を解雇される可能性について報じた。
そして解雇となった場合には、“日本への出戻り”すらあるという。前出の皇室ジャーナリストが語る。
「満足のいく生活を送れる稼ぎもなく、毎日パパラッチに追われる生活に嫌気がさしてしまうことは十分に考えられます。何より、そんな娘の姿を見た秋篠宮ご夫妻が日本に呼び戻す可能性は否定できません。
さらに宮内庁関係者は、ヘンリー夫妻が米メディアに『王室内で人種差別があった』と爆弾告白したように、小室夫妻が現地メディアの取材に応じることを怖れています。目の届く国内にいてほしいのが本音でしょう」
小室夫妻に安住の地はあるのか。
※週刊ポスト2021年12月3日号