厳戒態勢の中、11月14日にアメリカへと渡った小室圭さん(30才)と眞子さん(30才)。小室夫妻の居住する高級マンションは、ニューヨーク・マンハッタンの中心部からやや西に位置する「ヘルズ・キッチン」地区にある。
「家賃はワンベッドルームでも月40万円で、フローリングは寄木細工の模様で家電は備えつけです。住民用のジム、ヨガスタジオが完備され、27階建ての屋上にはニューヨークの景色を一望できるスカイデッキもある」(ニューヨークの不動産事情に明るい関係者)
この地域は、かつてギャングが横行する極めて危険な場所だったため、「ヘルズ・キッチン=地獄の台所」という名称がつけられたという。セキュリティはしっかりとしているだろうが、今年3月にはアジア人女性に対する暴行事件が発生している。小室さんは渡米翌日には出勤し、仕事に精を出している。
渡米後初めてとなる週末には、街の散策に出かけたふたり。最低気温10℃近くまで下がったニューヨークの朝、カジュアルな装いで身を寄せるように歩いていた。 この日、2人の周囲をガードする大勢の護衛の姿はなかった。
皇族時代、眞子さんの周りには常に護衛があり、“普通のデート”は5年ぶりだった。2016年10月、『週刊女性』が電車内で寄り沿う様子をスクープされてから、それまでのように気ままにデートを楽しむことはできなくなったからだ。
これで小室夫妻が名実ともに“一般人夫婦”かというと、そうとは言い切れない。平成から令和にかけて皇室を揺るがせた結婚を押し切った元皇族である。一挙手一投足が報じられた日本での環境とは打って変わって、ニューヨーク生活の大部分はベールに包まれている。その陰には、人知れず払われている、日本政府の配慮がある。
「ニューヨークの日本総領事館に小室夫妻の担当者が置かれ、“日本人要人”として最重視しています。最近、総領事館と、ニューヨークに拠点のある日本のテレビメディアとの間で、協定が結ばれました。その内容は、“小室夫妻の生活の様子などの映像は撮らない”こと。海外メディアや週刊誌、個人のSNSなどの映像を使用することも同様です。
その代わり、総領事館の仕切りで、代表のメディアに帰国する小室さんや眞子さんの空港での様子の撮影が許可されるなど、定期的に代表取材の場が設けられるといいます」(宮内庁関係者)
眞子さんはやはり特別な存在であり、国家権力に護られ続けていくのだ。
※女性セブン2021年12月9日号