フジテレビの“昼の顔”坂上忍がレギュラー出演者らと注目のニュースについて討論する人気番組『バイキングMORE』に激震が走っている。番組関係者が語る。
「実は、『バイキング』の来春での打ち切りが内定したんです。すでにMCの坂上さんにも、打ち切りの方針は伝えられたそうです」
『笑っていいとも!』の後継番組として2014年4月に放送開始した『バイキング』は、ニュースや芸能情報に坂上が切れ味鋭いコメントで切り込むワイドショー路線に舵を切ったことで人気は上昇。時に番組内での発言が物議を醸すこともあったが、昨年9月28日からは番組名を『バイキングMORE』に変えて、放送時間も1時間拡大となった。
一方で、〈坂上忍のパワハラで『バイキング』が9月終了か、本人直撃に「それは無理筋の話」〉(「週刊女性PRIME」2020年6月17日付)など、打ち切り説がたびたび取り沙汰されてきた。番組スタッフが明かす。
「番組で取り上げるネタは基本的に坂上さんが選んでいました。スタッフが北朝鮮やアフガンの国際ニュースなどを提案しても関心を示さず、国内政治や芸能などを好んでチョイスする。それが視聴者に受けていたのですが、“坂上色”が強く出るため、どうしても番組の内容に偏りが出るようになっていました」
他にも『坂上どうぶつ王国』、『直撃!シンソウ坂上』と冠番組を持つ坂上だけに、フジも番組を終わらせるタイミングについては慎重に見定めていたという。
「打ち切りの理由については、局の上層部の強い意向だったと聞いています。スタッフの間では政治から芸能人まで好き放題に噛みつく坂上さんの姿勢を上層部が気にしていたからではないかと囁かれています。芸能事務所や自民党政治家と親交が深い幹部が多く、芸能人や政治家の子息も多く入社しているので、『バイキング』の路線は社風とは合わないと判断されたのではないか」(同前)