地元の「ソウルフード」として愛され続けるご当地袋パン。その土地でしか購入できないため、知る人ぞ知る存在でもある。地元パンに詳しい専門家の解説とともに、関東・中部・近畿の地元パンを紹介する。
●千葉『サンオレ』Bakery&Cafe 赤毛のアン 239円
甘く香ばしいパン生地の中央には、千葉県産の卵を使用した手作りのたまごサラダをON。その上にはマヨネーズとハムが添えられたボリューム満点のパン。50年以上地元で愛され、幅広い層に人気。
●石川『頭脳パン』佐野屋製パン 174円
慶応大学教授・林髞(たかし)氏の学説により1960年に開発。頭の働きをよくするビタミンB1を多く含んだ『頭脳粉』を使用。現在日本で唯一、石川県の企業のみが製造している。
●石川『ホワイトサンド』パンあづま屋 島田店製パン工場 216円
金沢製粉の高級小麦粉を使用し、卵や生クリーム、保存料添加物を一切使わず小麦本来の素朴な味わいが特徴。70年以上変わらないほどよい甘さの自家製ホワイトバターをサンド。
●長野『牛乳パン』かねまるパン 200円
ふかふかのパンに甘いホイップクリームがはさまった優しい味。「すごく大きくて一度では食べきれないほどです。地元のかたはお年寄りから子供まで一回で食べきれると聞いて驚きました」(甲斐みのりさん)。