12月1日、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが、20才の誕生日を迎えられた。誕生日にあわせて公開された文書で、「今日に至るまで私の歩みに関わってくださった全ての方に深く感謝いたします」と述べられ、12月5日には皇居で成年行事に臨まれた。
午前中には宮中三殿を参拝、宮殿で天皇陛下から勲章の宝冠大綬章を授けられ、午後には正装「ローブ・デコルテ」を身にまとって両陛下にご挨拶。そして、宮殿の玄関に姿を見せ、人々にドレス姿をお披露目……と、多忙な一日を過ごされたようだ。しかし、そうした中でも疲れを一切見せず、報道陣から「おめでとうございます」と声をかけられたときは、穏やかな笑顔で「ありがとうございます」と応じられた。
皇族のご成年は佳子さま以来約7年ぶり。今後は式典出席など公的な活動と学業を両立させていくという。
「学校の先生方やお友達を始め、日常生活において本当にたくさんの方々にお世話になり、お力添えを頂きながら過ごしてきたことを身に沁みて感じます」
誕生日文書では、こうも述べられた愛子さま。周囲の人々への感謝のお心が、疲れを見せずに活動される、活力になっているのではないだろうか。
※女性セブン2022年1月1日号