スポーツ

ダイエット指令出す新庄剛志氏「現役時代から小食」と寮長が述懐

現役時代にベストフォーマリストを受賞したことも(2005年)

現役時にはベストフォーマリストを受賞した新庄氏は、小食だったとの情報(2005年)

 就任以降、秋季キャンプや秋季練習で若手選手を叱咤激励する姿が話題となってきた日本ハム新監督の新庄剛志氏。とりわけ注目されたのが、来期の飛躍が期待される清宮幸太郎への「ダイエット指令」だった。ここまでも繰り返し肉体改造の必要性に言及している新庄氏だが、自身の現役時代の“食生活”はかなり独特なものだったようだ。

 11月上旬の沖縄・国頭村で行なわれた秋季キャンプから、清宮の体重管理についての指摘が始まった。スポーツ紙デスクが語る。

「脇腹をつまみながら“デブじゃね?”と話しかけて、ダイエットするように指示を出したことが話題になりました。その後も、自身のインスタグラムで清宮が少し痩せたように見えるカットの写真をアップして褒めたかと思えば、11月下旬の千葉・鎌ケ谷での秋季練習の視察の際には“今日見たらそんなに痩せてなくね?”とコメントしてみたりと、体型をどう仕上げていくかにこだわりを見せています」

 繰り返しダイエット指令を出す意図について新庄氏は、報道陣の取材に対して「減量しなさいという意味ではない。ダイエットをしていく過程はものすごくつらい。『自分に勝ちなさい』という意味でのダイエットをしなさいと言った」などと明かしていた。

 そんな新庄氏の現役時代の食生活について「ご飯はあまり食べませんでしたね」と振り返るのは、新庄氏が阪神入団後に暮らしていた甲子園球場近くの独身寮「虎風荘」で寮長を務めていた梅本正之氏だ。“鬼寮長”として知られた梅本氏は、当時の新庄氏の食生活についてこう話す。

「食にはこだわりがなかったというか、新庄の好物が何かもわからないですね。それでもメシを残すと私に怒られるというので、出されたものはそのまま食べていました。(当時、寮にいた新庄氏の2つ上の)中込(伸)みたいに、“ご飯を何杯お代わりすんじゃ”と言いたくなるような『質より量』の食事をする選手は印象に残っているが、新庄の食べる姿に関しては印象に残ってないな」

 一軍に定着して人気選手となると、毎年2月14日のバレンタインデーには大量のチョコレートが寮に届けられたが、それにも見向きもしなかったという。梅本氏が続ける。

「驚くほどの量のチョコレートが届いていたことはよく覚えています。ちょうど選手はキャンプに行っている時期なので、大量のチョコレートが届いたことを新庄に連絡するとあっさり“寮のおばさんたちと食べてください”と言うから、私が分配してました。そういったところは全く執着がなかったですね」

 自身はダイエットで苦労したことはなさそうだが、若手選手はそんなビッグボスの期待に、どう応えていくのか。

関連キーワード

関連記事

トピックス

ブラジルを公式訪問している佳子さま(写真/アフロ)
佳子さま、外交関係樹立130周年のブラジルを公式訪問 子供たちと笑顔でハイタッチ、花柄のドレス姿も 
女性セブン
「寂しい見た目」の給食に批判が殺到(X /時事通信フォト)
《中国でもヤバい給食に批判殺到》ラー油かけご飯、唐揚げ1つ、「ご飯にたまご焼きだけ」と炎上した天津丼…日本・中国で相次ぐ貧相給食の背景にある“事情の違い”
NEWSポストセブン
来来亭・浜松幸店の店主が異物混入の詳細を明かした(右は来来亭公式Xより)
《“ウジ虫混入ラーメン”が物議の来来亭》店主が明かした“当日の対応”「店舗内の目視では、虫は確認できなかった」「すぐにラーメンと餃子を作り直して」
NEWSポストセブン
家出した中学生を自宅に住まわせ売春させたとして逮捕された三ノ輪勝容疑者(左はInstagramより)
《顔面タトゥーの男が中学生売春》「地元の警察でも有名だと…」自称暴力団・三ノ輪勝容疑者(33)の“意外な素顔”と近隣住民が耳にしていた「若い女性の声」
NEWSポストセブン
山本賢太アナウンサーのプロフィール。「人生は超回復」がモットー(フジテレビ公式HPより)
《後悔と恥ずかしさ》フジ山本賢太アナが過去のオンラインカジノ利用で謝罪 「うちにも”オンカジ”が…」戦々恐々とする人たち
NEWSポストセブン
親日路線を貫いた尹政権を「日本に擦り寄る屈辱外交」と断じていた李在明氏(時事通信フォト)
韓国・李在明新大統領は親中派「習近平氏の接近は時間の問題」、高まる“日本有事”リスク 日米韓による中国包囲網から韓国が抜ける最悪のケースも
週刊ポスト
田中真一さんと真美子さん(左/リコーブラックラムズ東京の公式サイトより、右/レッドウェーブ公式サイトより)
《真美子さんとの約束》大谷翔平の義兄がラグビーチームを退団していた! 過去に大怪我も現役続行にこだわる「妹との共通点」
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《「来来亭」の“ウジムシ混入ラーメン”動画が物議》本部が「他の客のラーメンへの混入」に公式回答「(動画の)お客様以外からのお問い合わせはございません」
NEWSポストセブン
金スマ放送終了に伴いひとり農業生活も引退へ(常陸大宮市のX、TBS公式サイトより)
《金スマ『ひとり農業』ロケ地が耕作放棄地に…》名物ディレクター・ヘルムート氏が畑の所有者に「農地はお返しします」
NEWSポストセブン
6月9日付けで「研音」所属となった俳優・宮野真守(41)。突然の発表はファンにとっても青天の霹靂だった(時事通信フォトより)
《電撃退団の舞台裏》「2029年までスケジュールが埋まっていた」声優・宮野真守が「研音」へ“スピード移籍”した背景と、研音俳優・福士蒼汰との“ただならぬ関係”
NEWSポストセブン
小室夫妻に立ちはだかる壁(時事通信フォト)
《眞子さん第一子出産》年収4000万円の小室圭さんも“カツカツ”に? NYで待ち受ける“高額子育てコスト”「保育施設の年間平均料金は約680万円」
週刊ポスト
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン