『第72回NHK紅白歌合戦』発表会見で、アイドルグループ「BiSH」が“異例の行為”に及んだ。「せーの、○○○ー!」。円陣を組んだ若い女性6人組による放送禁止用語の絶叫に、司会を務めていたNHKの和久田麻由子アナ(33才)は目が点に……。
「これは彼女たちのライブ前のお約束。ただ、さすがにNHKの会見でこれをやるとは思っておらず、一部の上層部は激怒したそうです。今後のリハーサルや本番で、同様の“事故”が起きないかと、関係者はやきもきしています」(芸能関係者)
名前の由来は「Brand-new idol ShiT」。訳すと”新生クソアイドル”となり、BiSHはその略称である。メンバーはアイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dの6人。ちなみにファンは「清掃員」と呼ばれる。
「彼女たちの魅力はアイドルらしくない点。アイドルといえば清楚やかれんといったイメージですが、下ネタは言うわ、険しい表情でシャウトするように歌うわと、既存のアイドル像を壊してきました。しかし、曲の評価は高いんです。メロディアスなロック調から過激な楽曲まで幅広い。イロモノに見られがちですが、メンバーの歌唱力は折り紙付き。とにかく“唯一無二”の存在です」(前出・芸能関係者)
芸能界にファンも多く、千鳥のノブ(41才)らが清掃員であることを公言している。そんな6人組が紅白のステージで重大発表をする可能性があるという。
「実は年内で解散を発表するといわれていて、その発表が紅白になるかもしれないそうです」(音楽業界関係者)
かつて大島優子(33才)が紅白でAKB48からの卒業を発表したことはあるが、グループの解散発表は異例だ。所属事務所は「(解散発表は)事実無根です」と否定するが、サプライズの準備は進んでいるという声もある。
「BiSHは“終わらせ方”にこだわっていて、人気絶頂時の解散はメンバーの悲願でもあったそうです。発表後すぐの解散ではなく、ファンの方とお別れする時間は作る予定。ハチャメチャに見えてしっかりと“清掃員”のことを考えているのがBiSHなんです。NHKとしても、放送禁止用語を叫ばれるよりもいいのではないでしょうか」(前出・音楽業界関係者)
初紅白でどんな“事故”を起こすのか、目が離せない。
※女性セブン2022年1月6・13日号