2021年の球界を騒然とさせたのが、中日ドラゴンズの二軍投手コーチだった門倉健氏(48)の失踪劇だった。
5月15日、豊田市内の自宅マンションから姿を消し、行方不明に。その約10日後に中日は門倉氏の退団を発表した。
「失踪から3週間後に門倉元コーチは自宅に戻り、うつ病と診断されて自宅で療養することになったものの、その後も失踪と帰宅を繰り返しました。7月には3度目の失踪が報じられています。失踪の理由は、門倉元コーチの不倫によるトラブルだったとされています」(スポーツ紙記者)
3度目の失踪をした翌8月には、『週刊文春』(8月19日号)で北陸地方の海水浴場の海の家で働いているところを写真付きで報じられたが、以降の行方は分かっていない。
横浜市内にある自宅の近所の住民たちも、
「出入りがほとんどなく、たまに電気がついたりしているぐらい」
「奥さんはたまに見るが、ご主人は見たことがない」
と話すばかり。
一体、門倉氏はどこにいるのか。横浜の自宅で妻の民江さんに話を聞いた。
──門倉さんはいらっしゃいますでしょうか。
「おりません……」
──自宅に戻っていない?
「8月に週刊誌に出ましたが、あのままですから……。こちらが話すことはありません。ほぼ報道通りですから……。本人を探して聞いてください」