毎日のようにネットニュースで取り上げられている元お笑いコンビ「雨上がり決死隊」宮迫博之(51才)がプロデュースし開店に向け準備が進められている焼肉店「牛宮城」。その焼肉店について、オンラインブックメーカー&カジノのサイトが、「予定通りに3月1日にオープンできるか」を賭けの対象にしたことが話題になっている。
カリブ海に浮かぶ、オランダ領キュラソー島に登記しているこの海外オンラインカジノサイトでは「今、一番ホットな話題をベットにしました」と告知して「リアルドキュメントだからこその熱量で多くの人たちを巻き込んで話題沸騰となっています」と、賭けの対象にした理由を説明。
賭け率は、1月25日現在、オープンする(YES)は1.90倍、できない(NO)は1.60倍となり、「開店できない」に賭けるほうが優勢となっている。
1月24日には、格闘家の平本蓮(23才)が、ツイッターで「宮迫の焼肉屋がスペシャルベッドの対象になってる」と泣き笑いの絵文字入りでツイートし、ネット上で拡散して話題となった。
改めて、YouTubeで繰り広げられてきた“牛宮城騒動”を振り返ろう。事の発端は1年前の2021年2月、宮迫が人気YouTuberのヒカルに「焼肉屋を開業するから1億円貸して」という、ドッキリを仕掛けたことだった。アパレルブランドなどの事業もするヒカルは、即快諾。瓢箪(ひょうたん)から駒の展開となった。
しかし、昨年10月の開店を控えた直前の9月。試食会での肉の品質の悪さにヒカルが激怒し、事業から撤退。開店も延期となった。その後も和牛レストランを経営する堀江貴文氏(49才)も「傷が深くならないうちに考え直したほうがいい」と宮迫に撤退を勧める発言をするなど、大きな話題となったのだ。
元2ちゃんねるの創設者・ひろゆき氏(45才)は「あれはガチで失敗してますね。『闇金ウシジマくん』で、失敗して、さらにお金を注ぎ込んでドツボにハマっていく話のリアル版。過去に一流芸能人だった人が、損切りができなくて追加出費をして、手をつけちゃいけないお金に手を出すドキュメンタリーとしては、他人事で見てるとすごくおもしろい」とコメント。事業に疑義を呈する声は日増しに増えていった。
一方、宮迫は、次々と新たなアドバイザーを出現させたり、「内装の手直し費用が2000万~3000万円かかるため、宮迫が高級時計や車を売り払う」と明言して、“ハラハラドキドキ”を演出してきた。