元「モーニング娘。」の後藤真希の弟である後藤祐樹(35)が芸能界に復帰することがわかった。後藤は1月25日に公式You Tubeチャンネルを更新し、復帰を正式に発表。動画の中で、「実の姉ちゃんだし、姉弟で共演できたらいいなと思う」と姉・後藤真希との共演にも意欲を示しつつ、「なにせ再開したばかりなので、そこは謙虚にまた一歩ずつ。どんな仕事でも積み重ねて頑張っていければと思っています」と真摯な思いを語った。
後藤は2000年、つんく♂プロデュースの音楽ユニット「EE JUMP」としてデビューしたが、翌2001年8月に夜間の外出を巡ってマネージャーとトラブルになり、仕事をドタキャン。いきなり休業することになった。2002年1月に復帰したが、その3か月後、当時15歳だったにもかかわらずキャバクラで飲酒している姿が報じられ、そのまま芸能界を引退。2007年10月には、都内の工事現場から大量の金属ケーブルを盗んだ窃盗の疑いで逮捕された。そして同年12月に、窃盗の目撃者を殴ったとして、強盗傷害容疑で再逮捕されてしまう。
「懲役5年6カ月の実刑判決を受けた後藤さんは、2012年10月に仮釈放を迎えました。それからは自叙伝を出版するなど、メディアで姿を見せる機会はあったものの、あくまで肩書は一般人です。一般女性と再婚し、2番目の姉(※後藤真希は3番目の姉)の夫の会社でアンテナ工事の仕事をしていました。一番目立つ首元のタトゥーは除去手術を始めたとはいえ、『芸能界には戻らない』という覚悟を込めてタトゥーを入れたそうなので、今回の本格復帰は少し意外に感じました」(芸能記者)
後藤は芸能事務所「エクセリング」に所属し、今後はモデルやアーティスト業、講演会への登壇といった活動を行う予定だ。同事務所は「社会貢献型芸能プロダクション」を掲げており、SDGsや難民キャンプなど社会課題に関心の高いタレントたちも所属している。社会貢献型芸能プロダクションとは、具体的にどういうことか? 後藤の担当マネージャーに聞いた。
「事務所全体で社会貢献というものを重視しており、講演会など、それぞれの所属タレントが社会に貢献・役立つ活動をしています。たとえば昨年から所属する荻野綱久(アーティスト)は、不要になったアクリル板を使った展示会を行い、“アクリル板アーティストの第一人者”として活動しています」(後藤の担当マネージャー、以下同)
なぜ後藤がそのような事務所に所属するに至ったのだろうか。