ファンへの神対応に、人気が長続きしている理由が垣間見える。昨年の12月下旬の午前1時半、ラジオ番組に生出演したお笑いコンビEXITの兼近大樹(30才)は、深夜で疲労もあるはずだったが、寒い中で出待ちをしていた女性ファンたちに笑顔で手を振って応えた。
今年に入って、1月10日に新型コロナウイルスへの感染を公表。「めちゃくちゃ大丈夫です!軽&症でして今は熱もありまセントバーナード ご心配おかけしてすみま千利休茶柱スタンダップ」とツイッターでつぶやいた。すでに隔離期間も終えて、活動を再開させている。
活躍の幅は広がるばかりだ。昨年10月27日には、処女作となる小説『むき出し』を刊行。2020年からは、情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)にゲストコメンテーターとして出演して、若者の代表らしく言葉遣いこそキャラクター通りのチャラ系で通しながらも、的確な分析とコメントを連発して、大先輩のダウンタウン松本人志(58才)をもうならせてきた。
ほかにも、相方のりんたろー。(35才)とともに朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)や『めざまし8』にも定期的に出演して、決して飾らない等身大のコメントが視聴者の支持を集めるなど、コメンテーターとしてもキャリアを積み続けている。
ある芸能関係者は「兼近さんは多才で、マルチな活躍を見せているところが人気の秘訣だと思います。『霜降りミキXIT』(TBS系)や『イグナッツ!!』(テレビ朝日系)の深夜レギュラー番組もあるが、何よりもゴールデンタイム放送の『THE突破ファイル』(日本テレビ系)のレギュラー出演が大きい。番組内の再現VTRで、活躍するイケメン警察官を演じ続けてきたことで、お年寄りや小さいお子さんまでに広く好印象で認知されていった。今や芸人、コメンテーター、俳優と3足のわらじを見事に履きこなしています」と話した。