2月1日のキャンプインを前に、プロ野球選手たちが続々とキャンプ地入りした。昨年11月の就任以降、話題をさらっている日本ハムファイターズの新庄剛志監督は、ド派手な特注衣装で那覇空港に降り立った。しかし、“お色直し前”、私服の新庄監督もまた輝いていた。
「これね、すごいんですよ! グローブ! デザイナーさんに“よかったらグローブ(のデザイン)でコート作れない?”って言ったら、ひとつのものができあがった」
1月30日、那覇空港に到着した新庄監督は、特注衣装の製作秘話をそう明かした。
2月1日から始まるキャンプインよりも一足早く、ビッグボス劇場が幕を開けた。100人を超えるファンの度肝を抜いたのは、赤を基調としたロングコート。「道具を大事にするチームにしたい」という思いが込められグローブが縫い付けられた逸品だ。足元も真っ赤な靴で揃え、金のサングラスに白い歯を見せた。
新庄監督は、出迎えのファンへのサプライズのため、飛行機を降りる前にわざわざ“お色直し”をしたという。
さかのぼること数時間前、羽田空港に現れた新庄監督は、グレーのデニムにチェックのアウター、黒のフーディというシックなカジュアルスタイル。インナーの黒Tシャツの胸元には『Christian BIG BOSS』とプリントされていた。「これは、カリスマホストのROLANDさんがプロデュースするアパレルブランドに作ってもらったものだと思われます。新庄監督はROLANDさんをプロフェッショナルと認めており、本人たちは否定しましたがこの春季キャンプで日ハムの臨時コーチとして招集する可能性も報じられました。このTシャツが二人のコラボを示唆しているかもしれませんね」(スポーツ紙記者)