「撮影前で配信日も未定。それなのに、こんな形で有名になるとは……ただ、サプライズはほかにもあるんです」──あるドラマ制作関係者が、そううそぶくのは、Netflixで全世界配信が決まったドラマ『極悪女王』のキャスティングについてだ。
1月31日に『女性自身』の電子版がこのドラマの主演を芸人のゆりやんレトリィバァ(31才)が演じるとし、「ゆりやん ダンプ松本役でドラマ主演内定!激ヤセからの50キロ増量指令には呆然」と報じたところ、インターネット上では「せっかくダイエットして痩せたのに」「役作りを超えている」と批判が殺到。企画・脚本担当の鈴木おさむ氏(49才)が、ツイッターで「なぜ、嘘を書かれて炎上して叩かれなきゃならないのか????」と反論する騒動に発展した。
今作は、女子プロレスが一大ブームだった1980年代に活躍した悪役(ヒール)レスラーのダンプ松本が主人公。最大のライバルは、正統派(ベビーフェイス)レスラーで大人気だった長与千種&ライオネス飛鳥のタッグチーム「クラッシュギャルズ」となる。この正統派のキャスティングこそサプライズなのだという。
「そのクラッシュギャルズの1人として、あの唐田えりかさん(24才)の名前が挙がっているんですよ」(前出・ドラマ制作関係者)
2年前の2020年1月に、東出昌大(34才)との不倫が発覚。昨年9月まで、1年半も女優業を休業せざるを得ないほどにバッシングを浴びた、お騒がせ若手女優である。
「昭和女子プロレス界では、屈指の美人レスラーとして人気だった長与選手に、どこか顔立ちも似ていますよ」(前出・ドラマ制作関係者)
唐田が昨年秋に女優復帰した作品は、ファッションショーで公開されるためのわずか20分の短編映画だった。まだ、世間の目に触れる復帰にまでは至っていない。だが、今後公開される映画に出演予定であるなど、露出情報はポツポツ出始めている。
「一方の東出さんは、1月末で所属事務所を退所すると報じられ、“事実上のクビ”だともいわれていました。唐田さんとの不倫報道後、コロナ禍にもかかわらず新しい恋人を撮影現場に連れ込んで、事務所に大目玉を食らっていましたから。彼に比べると唐田さんは騒動をしっかりと反省し、地に足をつけて復帰への道を歩んでいるように見受けられますね」(芸能関係者)
『極悪女王』の撮影は、この夏から始まる。それまで出演者は、ジムや道場で体作りをすることになるという。
「もしも、唐田さんの出演が決まれば、かつての清純派路線からの脱却となります。女子プロレスラー役として、文字通り体当たりの演技を披露することで、スキャンダルの負のイメージもいくらか払拭できるかもしれません」(前出・ドラマ制作関係者)