ついにキャンプインしたプロ野球。シーズンがこれから始まるというタイミングなのに、トレードの話が浮上しているのが、楽天の2015年ドラフト1位・オコエ瑠偉(24)だ。
昨季は2月の春季キャンプに不参加で手首の小指側の痛みを解消する「左手関節TFCC縫合術」を受けた。リハビリ期間中には、彼女らしき金髪女性と友人らしき男性と3人で東京駅でくつろぐ姿を本誌がキャッチし、「もうやる気がない」と愚痴っていたことをNEWSポストセブンで報じた。
8月には2年ぶりの一軍復帰を果たしたが、打率.223、0本塁打、6打点。チャンスを生かせなかった。
度重なる故障もネックとなっており、今オフに「左膝関節軟骨欠損症に対する自家軟骨移植手術」を受けたことが発表され全治は未定だ。
「楽天の外野陣は、レギュラーの島内宏明(31)、辰巳涼介(25)、岡島豪郎(32)に加え、新加入した元メジャーリーガーのマルモレホス(29)と日ハムから獲得した西川遥輝(29)がいるなど飽和状態です。オコエの置かれた状況は厳しい。身体能力が高いのは間違いないですが、守備で雑なプレーが多いし、打撃もどのような方向性を目指しているのか伝わってこない。トレード要員としても厳しいでしょう」(スポーツ紙記者)
※週刊ポスト2022年2月11日号